馬鹿の世界の点景になりたい。

qinggengcai

仮題、空飛ぶクジラ 24


国際民間航空条約(抜粋)

第三条(民間航空機及び国の航空機)
(a)この条約は、民間航空機のみに適用するものとし、
 国の航空機には適用しない。

第五条(不定期飛行の権利)
  各締結国は、他の締約国の航空機で定期国際航空業務に従事しないものが、
 すべて、事前の許可を得ることを必要としないで、
 且つ、その航空機が上空を飛行する国の着陸要求権に従うことを条件として、
 その国の領域内への飛行又は同領域の無着陸横断飛行をし、
 及び運輸以外の目的での着陸をする権利を、
 この条約の条項を遵守することを条件として有することに同意する。

第八条(無操縦者航空機)
  操縦者なしで飛行することができる航空機は、
 締約国の特別の許可を受け、且つ、その許可の条件に従うのでなければ、
 その締約国の領域の上空を操縦者なしで飛行してはならない。
 各締約国は、民間航空機に開放されている地域におけるそのような無操縦者航空機の飛行が、
 民間航空機に及ぼす危険を予防するように管制されることを確保することを約束する。

第九条(禁止区域)
(b)各締約国は、また、特別の事態において若しくは緊急の期間又は公共の安全のため、
 即時、その領域の全部又は一部の上空の飛行を一時的に制限し、
 又は禁止する権利を留保する。
 但し、その制限又は禁止は、他のすべての国の航空機に対し、
 国籍のいかんを問わず適用するものでなければならない。

第十六条(航空機の検査)
  各締約国の当局は、不当に遅滞することなく、
 他の締約国の航空機を着陸又は出発の際に検査し、
 及びこの条約で定める証明書その他の書類を検閲する権利を有する。

第二十六条(事故の調査)
  締約国の航空機が他の締約国の領域で事故を起こした場合において、
 その事故が死亡若しくは重傷を伴うとき、
 又は航空機若しくは航空施設の重大な技術的欠陥を示すときは、
 その事故が起こつた国は、自国の法令の許す限り国際民間航空機関の勧告する手続きに従つて、
 事故の事情の調査を行うものとする。
 その航空機が登録を受けた国は、
 調査に立ち会う者を任命する機会を与えられなければならず、
 調査を行う国は、その国に対し、その事項に関する報告及び所見を通知しなければならない。




国際民間航空条約の改正に関する1984年5月10日にモントリオールで署名された議定書(抜粋)

第三条の二
(a)締約国は、各国が飛行中の民間航空機に対して
 武器の使用に訴えることを差し控えなければならず
 及び、要撃の場合には、航空機内における人命を脅かし
 又は航空機の安全を損なつてはならないことを承認する。
 この規定は、国際連合憲章に定める国の権利及び義務を修正するものと解してはならない。
(b)締約国は、各国がその主権の行使として、
 その領域の上空を許可なく飛行する民間航空機に対し
 又はその領域の上空を飛行する民間航空機であつて
 この条約の目的と両立しない目的のために使用されていると結論するに足りる
 十分な根拠があるものに対し
 指定空港に着陸するよう要求する権利を有し
 及びこれらの民間航空機に対し
 そのような違反を終止させるその他の指示を与えることができることを承認する。
 このため、締約国は、
 国際法の関連規則(この条約の関連規定、特に(a)の規定を含む。)に適合する
 適当な手段をとることができる。
 各締約国は、民間航空機に対する要撃についての現行の自国の規則を
 公表することに同意する。



  1. 2015年09月18日 20:31 |
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  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:6

コメント

いよいよ、飛び立つか。
民間航空機という名がついた、空飛ぶクジラ。
今、これを書いていて、僕の個人的な記憶違いに至った。
投稿ネームを自分で書いてる。
僕の分裂具合の深刻さは、笑うしかないか^^。

しかし、何か本文から読み取れている部分もある気がする。
何かが、何かを載せ、何処かへ飛ぶのだろうという、推測。

絶望と、希望は、同じものでしょう。
願いと、願わないは、同じではない。

さて、いま少し、待つしかない^^。
  1. 2015/09/18(金) 21:01:07 |
  2. URL |
  3. 海底まきがい #-
  4. [ 編集 ]

まきがいさん、こんにちは。

おもしろい条約でした。
国際民間航空条約、通称、シカゴ条約。
外務省のサイトで全文を読んで、
物語に関係ありそうな部分を拾って手入力したのですけど、
無着陸横断飛行や運輸目的でない飛行などは、
その国の事前許可がなくても飛行できる、とか、
1944年に採択された条約なのに、
無操縦者航空機についての規定がある、とか、
ソ連の迎撃戦闘機が大韓航空機を撃墜した事件を契機に、
シカゴ条約が改正されて、
領空侵犯の民間航空機を撃墜することは明示的に禁止されたけど、
逆に言えば、撃墜できる要件を備えれば、
撃墜できることが明示的になった、とか。

クジラは、F-22とかF-15とかの戦闘機に撃ち落とされますが、
合衆国軍の最高司令官は大統領ですから、
大統領は、首席補佐官に指示して、空軍をスクランブルさせた、
これは、いいと思う。
いやいや、まだ自信はないけれどw。
クジラには、フレズノ・ヨセミテ国際空港の、
第144戦闘航空団第194戦闘飛行隊が近い。
しかし、それは、カリフォルニア州の州兵なので、
指揮系統が分からんw。
今から、勉強することがてんこ盛りです。

>しかし、何か本文から読み取れている部分もある気がする。
>何かが、何かを載せ、何処かへ飛ぶのだろうという、推測。
そうそう、もうプロットが見えてますw。
民間機が、操縦者なしで、無着陸横断飛行をし、
要撃の場合に該当するんだなぁ。

>絶望と、希望は、同じものでしょう。
>願いと、願わないは、同じではない。
ハッピーエンドですよ。空飛ぶクジラですからね!
悲しい話の方が、きっと書きやすいし、
深刻ぶったほうが、
深い話に見せかけやすいのでしょうけど。
  1. 2015/09/18(金) 21:58:10 |
  2. URL |
  3. 青梗菜 #-
  4. [ 編集 ]

なるほど、そういう話でしたか。
コメントの要約を見て、ようやくわかりました。
1944年は終戦の前年。
条約というのは古いものが生きてますね。
「操縦者なしで飛行することができる航空機」には
ドローン類の大型機は入らないのでしょうかね。
  1. 2015/09/19(土) 09:25:08 |
  2. URL |
  3. ☆バーソ☆ #IGPPA7yY
  4. [ 編集 ]

急に堅い文章がw
クジラを恋愛の話として面白いと思っていた読者がいたとしたら、その人達は
ドーンと突き放されましたね~w

或いは恋愛も細かいルールがあって何が適用されるのか何が適合しないのか…。
戦略的で政治的で。

侑はクジラで
花はどんな法律を批准している国なのか……

侑は着陸出来るのか?
花は着陸させるのか?
メッセージは届くのか?

届いたとしたら、次に適用される花の法は
いったい何だ?(笑)
  1. 2015/09/19(土) 12:24:43 |
  2. URL |
  3. 小奈鳩ユウ #0TSJikig
  4. [ 編集 ]

バーソさん、こんにちは。

こんな話でも、いちおうプロットらしきものがありますw。
縦糸は、ほぼ会話がなく、
横糸は、過剰にしゃべってます。
織れているかどうかは、
僕が読み手の心の内を理解できているかどうかにかかっています。
書き手は、これくらいの不親切な文章でも、
独善的にならない、と信じて書き投げました。
文章とは、ひいては、あらゆる表現とは、
信頼関係なのでしょう。
  1. 2015/09/20(日) 11:59:49 |
  2. URL |
  3. 青梗菜 #-
  4. [ 編集 ]

ユウさん、こんにちは。

恋愛を、形而上学的な概念として、定義しようとする試み、
それは、哲学。
恋愛に、価値を置く主義、
それは、思想。
恋愛の対象として、花を設定する決断、
それは、政治。
恋愛の対象としての花への接近、
それは、戦略。
恋愛の対象としての花との駆け引き、
それは、戦術。

侑が、哲学や思想を持っているかどうかは不明。
お粗末な戦略を持ち、戦術は成り行きまかせ。
侑は、戦略も戦術もなしに、政治的決断を下したわけです。

クジラの撃墜も、
政治的決断から入ることになるなぁ。
戦略が練られ、戦術が講じられる。
その結果として、
哲学や思想が立ち上がる。

恋愛とかけて、クジラと解く、こころは、
落ちてから始まります。
  1. 2015/09/20(日) 12:01:50 |
  2. URL |
  3. 青梗菜 #-
  4. [ 編集 ]

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