馬鹿の世界の点景になりたい。

qinggengcai

個性を大切に 5/5


自分がうまく定まらなくても、
確かに、他者はいる。
たくさんの他者がいて、
僕はまとめて、みんな、なんて呼んでいる。

僕もみんなを構成するメンバーだから、
どこかでみんなに回収されることは予想がつくが、
実は、僕は主要なメンバーで、
さらには、僕だけでみんなを作り出すこともできる。


みんな、とは、多少なりとも幻想だから、
みんなに認めてもらうことは、
多かれ少なかれ、程度の差はあっても、
自分で自分を認めることを含むのだろう。

みんなに認めてもらえるような選択をする、
その面から観れば、個性とは、没個性の謂いになるが、
しかし、みんなの価値観を作り出す独自性には、
個性があると言えそうだ。


いずれにしても、大切にされる個性とは、
世の中から歓迎される没個性であり、
大切なものを大切にする、
そんな同語反復にすぎない。

大切にされない、
むしろ、馬鹿にされるような、
誰からも相手にされない個性のほうに、
個性は宿るのに。



  1. 2015年04月19日 20:47 |
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