馬鹿の世界の点景になりたい。

qinggengcai

優しさ、に即して


僕の優しさは、僕に生まれた感情で、
僕だけのものといえる。
優しさは、誰かとの関わりで生まれるが、
僕だけのものであることに変わりはない。

だから、誰かのために優しくするのではない。
感情を抑え込まずに、表しただけのこと。
感情が行動化されただけのこと。
結局は、自分のため、と言っていい。

その誰かが、優しさと捉えてくれなくても仕方がない。
もちろん、見返りも求めない。
自分のため、という利己的な動機は、
そのまま利他的に転じる可能性を秘めている。

優しさについて、問いを立てるのはやめよう。
抱えてしまった優しさは、
すでに問いの前に立っている。
抑えても、表しても、優しさからは逃れられない。

優しさを抱えて、行動に移そう。
行動が、優しさの意味を作る。
利己的な感情が純粋であるうちに、
そのまま利他的にも純粋であるうちに。

道徳が介在してくる前に。
不純物が混入する前に。
純粋さは道徳によって汚される。
優しさは、道徳に従った善意ではない。

純粋な、感情の発露だ。

    141120a.jpg







  1. 2014年11月14日 21:44 |
  2. 優しさ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:11

コメント

優しさ、に囚われっぱなしですね~。
考えないことを考えてる。
私はひと晩考えてw、
「優しさに、関して」に舞い戻ってしまいました。
“優しくしたいと伝え”たい、
そんな利己的な感情の結果が、きっといちばん優しい。

行動することもまた、考えることのひとつの方法、
私はそんなふうに、思っています。
  1. 2014/11/15(土) 18:11:36 |
  2. URL |
  3. ふふ #-
  4. [ 編集 ]

えっ!?
終わり?
というのが正直な感想w
(*´∇`*)

私なんぞは生半可な優しさに懐疑と猜疑を持つヒネクレモノなのですw

ちょっと私の見解を失礼っ。

ブラフマンの立場も交えてみると……やはり、優しさとは、これかな。

オスカー・ワイルドの『幸福な王子(正確なタイトルを忘れたw)』

冬の迫る街、王子は不遇にある街の人達を「見るだけ」。王子は銅像なので行動出来ない。

で、王子は不遇な人達への「優しさ」を行動するためにツバメに「行動」の代わりを頼む。ツバメは王子の代わりに、王子の体を飾る宝石や金箔を街の不遇な人達へ配ることを承諾する。
ツバメは王子の頼みを聞き入れ、王子に対して優しさを展開した。
ツバメの王子に対して展開した優しさは、街の不遇な人達への優しさとなって展開した。

王子は与えるものを持つが、動けない。
ツバメは動けるが与えるものを持たない。

その行動の末に王子はボロボロになり、
ツバメは越冬出来ずにシヌ。
二人はゴミ捨て場に捨てられる。

街は世界
銅像の王子はブラフマン
ツバメは優しさを与えるもの
不遇な人々は優しさを受けるもの

まじめに言うなら、

大きな存在(優しさそのものの自発性)からの要請で人々は優しさを我知らず展開し、また、そのようにして展開された優しさを人々は我知らず受ける…
かな。

優しさの行動の究極は相手のためにシヌ覚悟、犠牲になる覚悟が必要です(*´∇`*)
命を懸けない優しさは上っ面だと考えています。私は非常に湿っぽくて重~い人間なのですw 水銀です♪
そのような意味で日常において他者に優しくするなんてことは一般の人間のデフォルトだと思います。優しくてもキツクても感情の度合いでしかないんですから。

飽くまで私個人の見解ですよん♪
みんな違って当たり前、ゆえに、このまま終われない…とか思ったので(笑)
  1. 2014/11/15(土) 21:05:09 |
  2. URL |
  3. 小奈鳩ユウ #0TSJikig
  4. [ 編集 ]

もともとの性格としての優しさと、辛い経験をしたが故に他人には優しくなったという二面性があると思う。
青梗菜さんが、優しさで思い描いてるものは?
究極的には自己犠牲に繋がるんですよね。
高田馬場の駅のホームから落ちた人を助けようと自ら飛び込んで、生命を落とした人のことは忘れてはいけない。
人は見知らぬ人の為に生命を落とすことができる。なんて人とは崇高な存在なのか。
  1. 2014/11/15(土) 21:37:25 |
  2. URL |
  3. oki #-
  4. [ 編集 ]

ふふさん、こんにちは。

>私はひと晩考えてw、
乙っ!w
自分のため、だから見返りなんて求めてないし、
届かなくても仕方がないね、
そんな、混じりっけなしの利己的って、
純粋な利他に転じると思うのです。
動くと、思考がついてくる。
用意された意味よりも、行動が意味を作ってくれます。
逆に、考えると動けなくなる、
というか、動きたくないから考えます。
考えているうちは、動かなくてもすみますからw。
  1. 2014/11/15(土) 22:21:01 |
  2. URL |
  3. 青梗菜 #-
  4. [ 編集 ]

ユウさん、こんにちは。

>えっ!?
>終わり?
いえいえ、もうちょっとw、続くかもw。

南に行きそこなったツバメですね。
命がけでしたね~。
僕も、誰かを助けようとして、
命を落した人たちのことを考えていて、
しかし、考えるとできないよな、って感想です。
道徳やら倫理やらが介在する刹那の前に、
純粋な優しさが生まれていて、
その優しさから逃れられなかった人たちでしょうか。

例えば、優しさが、
他者に対する云々というのなら、
他者がなにを生きる意味としているか、
それを理解することの困難さ、
優しさは、それらも扱うことにもなりますが、
なににつけ、中途半端で勘弁してやってくださいw。
哲学、なんてものではなくて、
僕の身の回り、せいぜい半径5mの経験です。
それを置き去りに立てた世界は、
僕には語れませんから。
  1. 2014/11/15(土) 22:21:28 |
  2. URL |
  3. 青梗菜 #-
  4. [ 編集 ]

okiさん、こんにちは。

はい、つき詰めれば、自己犠牲に行き着きそうです。
人は、譲れない価値を守るために、
生命を賭けることができます。
しかし、生命を賭して守るべきもの、
その対象への価値は、その人の生命が作り出しています。
ぐるぐるw。

>青梗菜さんが、優しさで思い描いてるものは?
いや、もう、 困った、
小さなことしか浮かばないwww。
  1. 2014/11/15(土) 22:21:53 |
  2. URL |
  3. 青梗菜 #-
  4. [ 編集 ]

「これが私の優しさです」とか、
「あなたに優しくしました」とかって、
冗談でしか言えないですよね。考えたことのある人だったら。
優しさは、相手が認めるもの。
「優しくしてくれて、ありがとう。」
「いえいえ、好きでやってることだから。」
このスタイルは美しいですね、確かに!!

なにかイヤなことを言われたときに、
攻撃や反撃を一切しないで耐える、
っていうのは、優しさではないか、とか思いましたけど、
優しさのような、諦めのような、放棄のような・・・

っていうか、青梗菜さんの「優しさ」の追究が終わらない、
っていうのが結構ウケるんですけどw
真面目にコメントを書き続ける我々のことも、
だんだんウケてきたんですけどw
  1. 2014/11/15(土) 23:30:10 |
  2. URL |
  3. プラトニックまいまい #-
  4. [ 編集 ]

まいまいさん、こんにちは。

>なにかイヤなことを言われたときに、
>攻撃や反撃を一切しないで耐える、
イヤなことを言われ続けたら、
好きではなくなって、優しくもできなくなりますね~。
それを回避したいという気持ちも、努力も含めて、
好きとか優しいとかってことですから、
実は、考えの及ばないことかもしれませんw。

優しさ、もうどうしていいのか分からないw。
コメントは僕もウケますよ~!
冗談めかして、まじめなコメント、
その冗談もまじめさもウケてます。
何かのがまん大会だろうかw。
  1. 2014/11/16(日) 15:05:16 |
  2. URL |
  3. 青梗菜 #-
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小奈鳩ユウさん、ブラフマンを拾ってくれてありがとう。
昔、医療行為ができず、目の前の老人を見ていることしかできない介護士のことを小説に書いたことがあります。
コメントで挙げられたワイルドの小説のように、行為者の裏で、動けず見るしかない人間の宙吊り状態こそ普遍的なものではないか、と思います。
  1. 2014/11/16(日) 15:17:01 |
  2. URL |
  3. 瀧野信一 #-
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瀧野さん、こんにちは。

それは、普遍的かもしれません。
しかし、その腕とその足があるのなら!
  1. 2014/11/16(日) 21:06:25 |
  2. URL |
  3. 青梗菜 #-
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瀧野さん、こんにちは♪

いえいえ、そんな。瀧野さんがブラフマンを提示したとき、優しさという概念の根本が示されたような気がしました。

助ける知識があるのに医師法が邪魔をする…
或いは、自分しかいないのに助ける知識が無い…
現実は、そんな事態に人を対峙させますね。
まるで、見るだけしか出来ない無力感を共有したいかのように…υ

この無力感を越えようともがくのが優しさなのかも知れません。
  1. 2014/11/17(月) 17:43:37 |
  2. URL |
  3. 小奈鳩ユウ #0TSJikig
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