馬鹿の世界の点景になりたい。

qinggengcai

優しさ、について


端的に言って、優しい人は損をする。

    乱暴に端折って、
    では、優しい、とは、
    自らの優しさに耐えること。


他人の気持ちが分かれば、
それに沿おうとして、
自分の気持ちが置き去りになる。

そして、他人もそんなふうに自分に接してくるだろうという、
根拠のない思い込みがある。
人は自分の物差しでしか世の中を測れない。

    そんなお人好しの物差しで、
    世の中を測るから間違える。

    しかし、間違いはもう承知の上で、
    もはや、自らを、他人よりも満たされない状況に置くことが、
    習い性になっている。

    では、損をするのは、
    損をすることを望んでいるからか?


自他の物差しは、均質な目盛りで照合できない。
譲る人は、いつでも譲っているし、
踏み込む人は、いつでも踏み込んでくる。

踏み込んでくる人は、
他人を隅っこに追いやってから他人の気持ちを考え始め、
そして、そんな自分の優しさを疑わない。

    その優しさは、優位性の確認だ。
    自分の心が満たされていなければ、
    他人に対する優しさは出てこない。

    それにしても、どこまでも勝ち組でありたいと、
    優しさまでも手中に収めようとする心性は、
    なんて欲張りなのだろう。


でも、世の中的には、
それが優しさなのかもしれない。

では、優しさとは、
なんて優しくないのだろう。

    では、優しさとは、なんて優しくないのだろう。







  1. 2014年10月04日 15:37 |
  2. 優しさ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:16

コメント

青梗菜さん、こんばんは!!^^

>損することを望
むという人はいない気がします。ここで損とは、例えば
、職場で他の同僚より残業して、残業代は入るけれど、会社のブラックリストに登録されたり(?)、家族との時間が減ったり、何より自分の身体を壊しそうになったりすることをイメージしました。

>自分の心が満たされていなければ、(ry
は、アイヌの人たちのことを連想しました。m(__;m
  1. 2014/10/04(土) 21:34:17 |
  2. URL |
  3. くわがたお #-
  4. [ 編集 ]

がたおさん、こんにちは。

なるほど~、分かりにくいですよね~w。
損をすることを望むとは、
自分が損をしているくらいを落ち着きどころにする、とか、
損をしている実感を得て安心する、とか、
自己中になるのを避けたくて、自分よりも他人を優先しすぎる感じ。
他人を傷つけることがいやすぎて、
自分が傷つくくらいに反対側に振れている感じを言いたかったのでした。
お疲れっ、て感じですねw。
  1. 2014/10/04(土) 21:51:56 |
  2. URL |
  3. 青梗菜 #-
  4. [ 編集 ]

そうそう、自分が自足出来て、初めて他人のことを考えられる。
生活保護を受けて、安いものはないかと、探しまわっている人に他人のことを考える余裕はない。
大学時代に、ボランティアなんてする人は、一種の自己満足なんだと聞いたことあるけど、まあ一理あると。
ボランティアする人は、他人のことを考えているつもりで、却って相手の迷惑になっている事もあるというのをよく弁えておく必要がある。
特に、自然災害の被災地にボランティアに行く人。
現地では、ボランティアが押しかける事が負担になるということをよくよく弁えて行く必要があるな。
ふと、考えた。
  1. 2014/10/04(土) 21:58:21 |
  2. URL |
  3. oki #-
  4. [ 編集 ]

okiさん、こんにちは。

ボランティアをされる側が、上手に立ち回っている場合はありますね。
人は自分の物差しでしか世の中を測れません。
受け手のボランタリーな気持ちが、ボランティアを成り立たせていますが、
それを気づかせないことが、受け手の優しさですね。
  1. 2014/10/04(土) 22:16:00 |
  2. URL |
  3. 青梗菜 #-
  4. [ 編集 ]

諸刃の剣、なのかな。
その責任を負う覚悟が出来ない自分勝手な臆病者です。
あくまで謙虚に、勇気の鈴を凛々いわせて。
優しさ、ちょっと達成難易度高いみたいです。
  1. 2014/10/05(日) 02:26:45 |
  2. URL |
  3. ふふ #-
  4. [ 編集 ]

ふふさん、こんにちは。

例を挙げるとすり抜けてしまうもどかしさがありますが、
例えば、誰かの荷物を半分持つとき、
重そうな荷物を選んで心が落ち着く、というのがふつうだと思うのです。
持ってもらった側は、そっちは重そうに見えるけど、ほんとうは軽いんだよ、
って言わないのがふつうだと思うのです。
その場には、思考なんてなくて、小さな感情が生まれて消えるだけですけどね。
僕は、僕の行為をいちいち抽象化しませんから。

でも、軽そうな荷物を選ぶ人がいるのだろうし、
ほんとうは重い荷物を手渡す人がいるのだろうし、
そこにも思考なんてなくて、小さな感情が生まれて消えて、
いちいち考えてやっているわけではありません。

はた目には、まったく同じ光景に見えるから、
問題は、事実ではありません。
僕が事実をどう読み取るかにかかってきます。
僕は、僕がふつうだと思う読み取り方しかできなくて、
でも、世の中は少し違っているみたいです。
  1. 2014/10/05(日) 10:16:47 |
  2. URL |
  3. 青梗菜 #-
  4. [ 編集 ]

人間は時間的存在で、優しくなれるときとなれないときがあります。
常に優しい人なんていないのでは。
例えば、優しい母だったり、厳しい母だったりするわけです。
優しい、の隣には、優しくないがいるのでしょう。
  1. 2014/10/05(日) 12:35:02 |
  2. URL |
  3. 瀧野信一 #-
  4. [ 編集 ]

瀧野さん、こんにちは。

優しさは、優しい見かけを伴うとは限らないので、
はた目には厳しく映るときもあります。
逆に、他人には優しく映るときでも、
その行為が優しさを伴ったものかどうかは分かりません。

では、いびつで、独善的な型を持った、報われない優しさもあるのだろうな。
マニュアルのインデックスを指示し合っているような優しさ、
そんな分かりやすさに憧れながら、そのようにしかできなかった優しさ。
僕にも、誰にでも、多少なりとも。
  1. 2014/10/05(日) 13:48:12 |
  2. URL |
  3. 青梗菜 #-
  4. [ 編集 ]

受け取る側としての
理解と了解の差ってのはあるかもですね。

それが優しさだと理解するのは直接的なもので、お互いの性質に左右されるものだけど
了解するのには、そんなの関係ない。
これは優しさです、と言われて、
そうですか、これは優しさなのですね、となるのが了解。了解するのに正しいかどうかは関係ないというw

青梗菜さんの「優しい」は、了解ではなく理解を求めておるようで…相手の性質次第ですね…υ
お互いの「優しい」が近くないと望めない茨の道です。

ボクたち、茨の道を行きながら、たとい肉が裂けたとて、理解を求め、きっときっと進みましょうね。(宮澤風味w)
  1. 2014/10/05(日) 16:33:34 |
  2. URL |
  3. 小奈鳩ユウ #0TSJikig
  4. [ 編集 ]

優しさの種類をたくさん知っている人であれば、
自分と違っていても、拾ってくれますよね。
はいはい、その優しさ知ってる、みたいに。

優しさの種類をあまり知らない人や、
こちらがあまり好きじゃない人に対して
優しくしたい場合には、
やはり、わかりやすいマニュアルは必要ですね。
「本当の優しさ」ってことになると、結局のところ、
相手のことを好きでないと発生し得ないのかも。

好きなら、優しい
好きなら、優しくないわけない
という認識は、たいていみんな共通だと思うので、
相手が種類を知ってる知らないにかかわらず、
好きな気持ちさえ伝わっていたら、
なんでも「優しい」と受け取ってもらえるのかもしれません。

あ~違うな。
そうとも言い切れないな。
いろいろですかね、やっぱw
  1. 2014/10/05(日) 17:23:43 |
  2. URL |
  3. プラトニックまいまい #-
  4. [ 編集 ]

ユウさん、こんにちは。

了解は、優しさ辞典のインデックスを引けば、
大きくは間違えることはないですね。
いやいや、それがなかなかできないのですけどねw。

理解は、相手の性質次第ですか~、そうなのでしょうね~、
公的な辞書に載っていない優しさは、私的言語のようなもので、
僕も理解しているように見えるだけで、実は解かりようがなくて、
言語の名に値しないのかもしれません。
私的な優しさ表現は、理解されないだけでなく、
公的な優しさ表現を阻害するから厄介です。
そのあたり、自分でも手に余りますw。

優しさは、優しく見える外観が揃っていれば成り立つし、
それはそれで難しくて、薄っぺらでもなくて、大切なことなのですけど、
人と人の間でそれぞれに編まれて、版を重ねる辞書があってもいいですね。
この際ですからね、せっかくですからね、
ユウさん、茨の道を進みましょう!
  1. 2014/10/05(日) 18:23:48 |
  2. URL |
  3. 青梗菜 #-
  4. [ 編集 ]

まいまいさん、こんにちは。

>結局のところ、相手のことを好きでないと発生し得ないのかも。
あ~、そうですね~!
人と人の間でそれぞれに編まれて、版を重ねるのは、
好きな気持が持続しないとできません。
辞書の編纂には、注ぎ続ける情熱と、膨大な時間がかかります。

というか、情熱と時間が、もうすでに本当の優しさですねw。
  1. 2014/10/05(日) 18:24:19 |
  2. URL |
  3. 青梗菜 #-
  4. [ 編集 ]

台風が近づいています。
夜を徹して、線路の保安点検をする人がいます。
ほとんど顧みられない事故ですが、こういう人たちがいなければ、鉄道は動きません。
こういう人たちこそ、真の意味で優しいように思います。
ほとんど誰にも顧みられない事故を黙々とこなす人たちには、頭が上がりません。
  1. 2014/10/05(日) 21:34:38 |
  2. URL |
  3. oki #-
  4. [ 編集 ]

okiさん、こんにちは。

まあ、仕事ですからね、
平気な顔でやってのけるのがかっこいいけど、
ほんと、現場はたいへんです。
  1. 2014/10/05(日) 22:23:14 |
  2. URL |
  3. 青梗菜 #-
  4. [ 編集 ]

仕事なんだから、で終わったらあの人達が可愛そうだ、縁の下の力持ちというか。
昔、雑誌で、そういう線路工夫達をみて、母親が息子に、ちゃんと勉強しないと、ああなっちゃうのよ、といったそうな。
総じて、今は大人達がダメだ。
長崎の修学旅行生が、被曝の語り部を死に損ない、と言った事件があったけど、その場面で教師がキチンとしかり、あやませればすんだことだし、親も、キチンと聞いてくるんだよ、と何故に言えないのか?

わたしが一番きれいだったとき
わたしはとてもふしあわせ
わたしはとてもとんちんかん
わたしはめっぽうさびしかった

茨木のり子さんの、この詩は多くの教科書に載っているそうだけど、僕の母親の世代に重なるから、他人事に思えない。

  1. 2014/10/06(月) 20:36:35 |
  2. URL |
  3. oki #-
  4. [ 編集 ]

okiさん、こんにちは。

粛々と仕事をするだけですよ。
かわいそうでもないし、ああなっちゃうでもないです。

昔は昔のダメさがあるし、今は今のダメさがあると思うのです。
それにしても、死に損ない、それは言葉を知らなすぎるな~。
意味を解っての発言なら、立派な言説ですけどね。
  1. 2014/10/06(月) 22:13:52 |
  2. URL |
  3. 青梗菜 #-
  4. [ 編集 ]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック URL
http://qinggengcai.blog2.fc2.com/tb.php/824-88bb2973
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)