馬鹿の世界の点景になりたい。

qinggengcai

佐村河内守と新垣隆 3/3


つまり、判断基準がないものに対して、
みんなで、分かったふりをしていた、
ということだろうか。
寒い時期に、寒い話だ。

新しい判断基準を作るのが現代音楽とするなら、
広く理解されるような音楽は、
新しいとはいえない。
新しいと言えるためには、
その音楽は理解されてはならない。

強引に端折ると、
僕に判断基準はない。



しかし、その分からない音楽が高い評価を得ると、
つまり、世の中に基準ができてくると、
基準がない、という基準を持ち続けることが困難になる。
基準は僕を包囲していて、
僕はいつでも身を委ねればいいから。

高い評価を得ている音楽が理解できないことに対して、
良さが分からない僕に耐えられなくなる。
僕の内にある劣等感は、外にある判断基準を取り込めば、
優越感に変わるだろう。

僕たちは、すでに共有している高評価のインデックスを、
指示し合っているにすぎない。
それは、誰にとっても、聞きかじりの、知ったかぶりの、
音楽的な雰囲気を漂わせただけの遊戯だろう。



僕は、aikoが分からない、
と言ってしまおう。
わけの分からないコード進行、
落ち着きのない主旋律の半音、
でも、結局は次に落ち着く音を探している。
個人的な表現が独善的で、そのくせパターンは少ないから、
何を聴いても同じに聴こえる。
どこがいいのか分からない。

村上春樹も分からない、
と言ってしまおう。
かっこつけているのが分かってしまう文章に、
しらけてしまう。
詩的な雰囲気を漂わせて、
技術的にもてあそんでいる感じが否めない。
話題になるから読んでしまうけど、
どこがいいのか分からない。



佐村河内守と新垣隆に教わったことは、
高い評価を得ていることがらに対して、
良さが分からない不安に耐えること。

王様は裸だとは言わないが、
だいじょうぶ、
2月の寒空の下、
かなりの薄着だと思っていい。







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  1. 2014年02月15日 10:51 |
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  4. | コメント:16

コメント

私も、aiko と 村上春樹 苦手なんですよ~~!!!
わーい!
aiko は、イライラします。春樹は、わざとフワフワしないでくれ、と思います。読者をコントロールしようとしないでくれ、と思うっていうか。上から目線な気がする、っていうか。

私、世間から評価を受けているのに、全然好きになれないものが多いような気がしています。
一青窈、宇多田ヒカル、コブクロ、友近、エグザイル、ブルース、ラップ、オリンピック もそうです。

これらを、私が、好きじゃないとか、興味がないなどと言ったときに、「え?なんで?おかしいんじゃないの?」とか、「え~わからないなんてかわいそう」というような反応をされることがありますが、価値観は人それぞれですから、非難されるべきものではないハズです。

>高い評価を得ていることがらに対して、良さが分からない不安

青梗菜さんが、そう思っていることが意外だったのですが、
私は、良さがわからないことが多いくせに、不安にはなっていないなぁ、ということに気づきました。
不安にならない、というのは、堂々としていていいことのような気もしますけど、
逆に言えば頑固だし、良いハズのものを理解しようという努力をしていない、ということになります。
それはよくないし、良いものがわからないということは、ある種の欠陥なんでしょうか。
ん~。でも~、
趣味に関しては特に、分からないものは分からないのままでいい気がします。食べ物の好き嫌いと同じで、好きじゃないものは好きになれないし、なりたくもない、という感じに似ているように思います。生理的に。
  1. 2014/02/15(土) 17:41:13 |
  2. URL |
  3. ブラックまいまい #-
  4. [ 編集 ]

aiko、村上春樹、やっほ~っwww、
宇多田ヒカル、はいはい、コブクロ、来た~っw、
友近、なるほど、エグザイル、もちろん、
ラップ、おっけ~、オリンピック、いいぞっ。
椎名林檎と相田みつをも入れていいですか?
で、ブルースって、なんだかざっくりしてませんか~?
スティーヴィー・レイ・ヴォーンとかジョン・メイヤーとか、
リトル・バーリーとかもだめ?
僕は、薄目で、口は半開き、顔でチョーキングしながら聴いてしまうのですけど。

>高い評価を得ていることがらに対して、良さが分からない不安
ここは、話の結論として、一般論に沿いました。
さすが、お見通しですね~、
僕は天邪鬼なので、そのあたりはまったくお構いなしです。
不安も、引け目もぜんぜんありません。
逆に、分からなくていい気分です。

はい、まいまいさんは、頑固ですよ~w。
間違いないです、頑固リンピックがあったら推したいですw。
誰かの歌うエグザイルには、ちゃんと手拍子をして、
でも、作り笑いが下手です。
どうでもいい感が丸出しで、欠陥があるとしたら、そこですか。
  1. 2014/02/15(土) 21:22:37 |
  2. URL |
  3. 青梗菜 #-
  4. [ 編集 ]

なんだぁ~。やっぱり気にしてないんじゃないですかぁ~。
別人が現れたと思って混乱しましたよ~。
青梗菜さんなら、自分が思っていないこともブログで断言しかねない、とも思ったのですが、ん~~、どうなんだろう、青梗菜さんの意外な一面、ということなんだろうか。信じられないけど、時々そういうことで悩んだりするのだろうか。励ます必要があるのだろうか。いやでも私が思いつくようなことは青梗菜さんは全部思いついているはずだし、だとしたら悩むわけないし・・・などと思っていましたが、完全に読みが甘かったです!!
私はまだまだですね。スゴイわぁ~青梗菜さんは。心の奥の方でブレなければいい、という強さがあるのでしょう。
私が目指すところに、ずいぶん前からいるんだな、と思いました。

ブルースは、好きじゃないというか、知らないんです。まったく通ってきていないのです。ある時代から、音楽からすっかり離れてしまっていていますので、余計です。
顔でチョーキング!!ははは!!それ、めっちゃいい曲なんでしょうね。you tube で聴いてみます。オススメの曲があれば、是非教えてください!!
あれ?青梗菜さんはギタリストですか?!

頑固リンピック!!!え~~!!!名前がかわいいけど、やだやだ~~~!!!w
あ~でも、誰かがエグザイル歌ったら・・・
あぁ。本当だ。モーレツにぐったりします。エグザイルを歌うような人にはどう思われてもいいので、笑顔もないと思われます。
前に友人に言われましたけど、私は、興味がないことには本当につまらなそうな顔をするらしいです。
さすが、お見通しですねw
っていうか、どこまでお見通しなんですか!!もうっ!!w

あ、相田みつ「お」の世界 っていうヤツ、面白いですよ。
http://www.youtube.com/watch?v=qZzc2kavAGc
また長くなっちゃいました。
  1. 2014/02/15(土) 23:03:42 |
  2. URL |
  3. ブラックまいまい #-
  4. [ 編集 ]

困るのは、高い評価を与えている多数派側の人達が、
高圧的と言っていいほど執拗に、
少数派を巻き込もうと迫ってくることです。
芸能、芸術関係では、私は家族の中で完全に孤立し、
殆ど異端視されているはずです。
私のウォークマンの中身は大半が落語と講談、浪曲。
他に津軽三味線。福田進一と村治佳織。息抜きにモーツァルトとバッハ。寝る前にフジコ・へミングのラ・カンパネラ。
そんな奴殆ど理解不能であり、
まぁ海の底でしかたなく貝殻の中で過ごすしかありません。
しかも、貝殻を少し螺子巻いていさえする。
困ったことに、という生き方に、愛情が芽生えてしまっています。


  1. 2014/02/16(日) 11:37:55 |
  2. URL |
  3. 海底まきがい #-
  4. [ 編集 ]

まいまいさん、こんにちは。

おれは最初から踊らされてなかったけど、
おまえらは、これに懲りて気をつけるように、
って書き方がふつうかな。
でも、そんなのは自慢っぽいですね~。

佐村河内がかけた梯子を上って、
新垣がかけた梯子で下りてきたけど、
ちょっとかっこ悪かったね~、
梯子は自分でかけようか、
って書き方にして、
でも、そんなのは説教くさくなるから、
僕もいっしょに上り下りしてみたわけです。

ピアノは幼稚園から、ギターは中学から、
どちらもぜんぜん弾けなくなってますが、
ギターは今でも好きです。
高校の文化祭で、クラプトンの「Hideaway」、
テレキャスでブルース、渋い高校生でしょ。

で、スティーヴィー・レイ・ヴォーン、
1985年の「Soul To Soul」ってアルバムのボーナストラック、
「Little Wing/Third Stone From The Sun」、
この人の「Little Wing」は、かっこよすぎます。
僕は聴くたびに、前後に揺れながら、顔面を1音チョークさせてます。

リトル・バーリーはデビューアルバム、
2005年、「We Are Little Barrie」、
ドラムセットはとてもシンプル、ギターはエフェクターを通さず、
でも、ワウなんか使ってます。

相田みつ「お」ですか~、つづく。
  1. 2014/02/16(日) 17:42:14 |
  2. URL |
  3. 青梗菜 #-
  4. [ 編集 ]

まきがいさん、こんにちは。

落語は分かります、僕は1年間だけ落研でした。
講談と浪曲、津軽三味線、それはマイノリティですな~。
TSUTAYAより、図書館に行ったほうがよさそうです。
福田進一と村治佳織、さすが。
僕もMDに落したのを、年に1回くらい聴きます。

気持ちは分かりますね~、
津軽三味線だったら、こっちのほうがいいでしょ、
いやいや、いいと言ってもらわないと困ります、って感じ。
少数派の間では、互いに干渉は起きません。
三味線vs馬頭琴、浪曲vsホーミー、ないでしょう。

ギターといえば、まきがいさんです。
ブルースっぽいので、なにかおすすめはありませんか?
  1. 2014/02/16(日) 17:42:48 |
  2. URL |
  3. 青梗菜 #-
  4. [ 編集 ]

ブルース・ギターというのは守備範囲外ですね、殆ど。
どうなんですかね、半音の、更に半音(4分の一音)をどう使うかによって
JAZZというのか、ブルースというのか、カントリーというのかの違いとなるのでしょうか。良くわからないのです、とほほ。
音階の使用方法も違うのでしょうが、
それは専門的に勉強しないと違いはわかりません。
とにかく音楽の発展段階上の区分けでしょうから。
ただ、良くミュージシャン同士が初顔合わせでセッションするときに、
ブルースで廻しましょうみたいな発言を聞きます。
ってことは、コード進行で決まってるものがあるのでしょう。
ソロ・ギターで好きなのは、
外国ではチェット・アトキンスと何といってもトミー・エマニュエル。
トミーさんは超絶技巧なのに、
テクニックをひけらかす事無く聴衆・観衆を楽しませる事において、
世界一だと思います。
日本では住出まさ。
レジェンド的に言って、中川イサトさんです。私がソロ・ギターを弾くきっかけとなった方です。
ただ、この方達にもジャズ、カントリー、ブルースといった歴史的要素は含まれていると思います。当たり前ですが。
特に、住出さんは、
基本的に全弦を半音下げて演奏されています。
このあたりに、ブルースの秘密がありそうです。
と言っても、かなりマイナーなジャンル感は、否めません。
しかも、お答えにもなっておりませんが。とほほ2。




  1. 2014/02/17(月) 20:49:58 |
  2. URL |
  3. 海底まきがい #-
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7フレ、10フレあたりを往復していると、
なにげにブルースっぽくなるので、
沖縄民謡みたいなものかと思ってましたが、とほほ3。

うわ~っ、さすがまきがいさん、
知らない名前ばっかですよ、
訊くんぢゃなかった、もとい、勉強になりますっ。
1/4音なんて、もう、押さえ方で変わってしまいますよね。
その前に、それくらい狂ってるまま弾いてますし。
全弦を半音下げて、ってどうやって、どうするんですかね~、
独りで弾く分にはいいのですけど。
あ~、でもギターじたいが音痴になりますが。

わざとフラット気味に歌うと、
たしかにブルースっぽいです。
今どきは、1/4音くらい平気で外れている歌手ばかりですから、
そのあたり期待はできません。
僕の絶対音感がしっかりしていた子どもの頃は、
沢田研二と小林旭は、1音違うと感じてました。
小林旭の不安定な音程が好きでしたね~、
なぜ上に外すんだ、この人は。
  1. 2014/02/17(月) 21:34:15 |
  2. URL |
  3. 青梗菜 #-
  4. [ 編集 ]

評価って曖昧なんですね。
僕はaikoも村上春樹も興味ありません。
限りある残りの人生、自分の興味ある事を楽しみたいのが本音です(^O^)
  1. 2014/02/17(月) 23:55:54 |
  2. URL |
  3. ビーカブ #-
  4. [ 編集 ]

まあね、耳が聴こえていたのに、聴こえないふりしていたなら悪質だ。
それを商売に結びつけた。
ベートーヴェンは難聴を売りにしたりしなかった、難聴の辛さから、第五交響曲が生まれた。
裸の王様、言い得て妙、まあこの人は後世に残らないでしょうね。
マーラーは、私の時代が来る。と言って、百年経って実現した。
本当の音楽はそういうもの、時代に先駆けているから、時代が追いついて初めて評価される。
  1. 2014/02/18(火) 00:35:21 |
  2. URL |
  3. oki #-
  4. [ 編集 ]

まいまいさん、こんにちは。

そうか~、相田みつをって、芸風なんですよね。
芸術とか美術とかはよく分からないのですけど、
芸風なら僕でも分かります。
似たようなものでも、星野富弘では笑えないから、
笑いの要素が、しっかり組み込まれているのでしょう。

相田みつをは、相田みつをで商売をする側の売り込み方が嫌いで、
作品が、ゆるキャラみたいなものになってるから、
それが僕には受けつけないのでしょう。
  1. 2014/02/18(火) 10:01:38 |
  2. URL |
  3. 青梗菜 #-
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ビーカブさん、こんにちは。

例えば、明日、どう興味が移るのかは分からないから、
まだどんな色にも染まっていない自分も残しておきましょうか。
まだまだ、何にはまってしまうか分かりませんよ~。
  1. 2014/02/18(火) 10:02:13 |
  2. URL |
  3. 青梗菜 #-
  4. [ 編集 ]

okiさん、こんにちは。

先駆者は、後にならないと先だったことが分からないものですが、
でも、ヘリコプターの発明はダ・ヴィンチにまで遡れません。
その人が、種を蒔かないといけないのでしょうね、
後世に収穫されるものとして。
  1. 2014/02/18(火) 10:02:54 |
  2. URL |
  3. 青梗菜 #-
  4. [ 編集 ]

ぁ、そうか、
えぇと、沢田研二と小林旭が1音違うのは、
沢田研二が常にべったりフラットで、
小林旭がずっとシャープ気味に上滑りしていて、
両者の音程差が1音ある、って意味です。
  1. 2014/02/18(火) 12:03:28 |
  2. URL |
  3. 青梗菜 #-
  4. [ 編集 ]

今さらですが

こんにちは~今さらですがこちらの記事に書き込みます。

『危険なふたり』と『ギターを持った渡り鳥』を一緒くたに録音した
カセットテープが部屋のどっかにあったはず…再確認してみようかな。

ところでaikoの歌はすべて「詞から先に」作って、後から曲をつけてるんだそーです。
非演歌系では珍しいケース。
だからメロディーに縛られず個人的な感情をぶつけやすいのでは?
曲もおそらく、メロディーが先でしょうね。コードは後で。クラシック経験者にありがち。
コードから作る人は、理論に則った整った進行にする傾向があるけど、ハズれているのはそういう理由によるかも。
  1. 2014/07/09(水) 15:28:48 |
  2. URL |
  3. 小夏 #P.KJwCWI
  4. [ 編集 ]

小夏さん、こんにちは。

沢田研二、かっこよかったな~。
子ども心にも、あの退廃的な感じはよかった。
ひどいデブになってしまいましたが。
退廃的はかっこよくて、退廃はかっこ悪いんだw。

『危険なふたり』と『ギターを持った渡り鳥』が一緒くたになったテープwww、
混ぜるな危険とか、食い合わせとか、そんな言葉が浮かびました。
なるほど、でも、なんであろうとaikoは僕には無理なんだな~、
理性的なものではなくて、感情でしょうね~。
抱えてしまった感情は、表わすか抑えるかくらいしかできなくて、
佐村河内守のついでに出してみたわけです。
  1. 2014/07/09(水) 18:14:09 |
  2. URL |
  3. 青梗菜 #-
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