馬鹿の世界の点景になりたい。

qinggengcai

恋の力


詩を書いてしまうことは恥ずかしい。
とりわけ、きっと、この瞬間にも飛び交っている散文詩、
あるいは、詩的な散文は。
そのほとんどすべてが、おそらく恋愛に関しての。


恋愛と詩は、同郷なのだろうか。
恋をすれば、すぐに意気投合して、
誰でも詩人になってしまうから怖ろしい。

ふだんは詩的な表現など、
見向きもしないくせに、
生来の詩人のように語り始めるから怖ろしい。

恋愛に詩的表現が絡まると、
非常に恥ずかしい成り行きになる。
混ぜるな危険、
双方に注意書きが必要だ。

歌とは、なんてすばらしい制約だろう。
五七五七七の31文字は、
夢見心地で、なにかが壊れてしまった僕たちに、
形式上の制限を与えてくれる。
制御不能になった恥ずかしさへの抑止力になる。


飛躍する。
差し迫った恋愛そのものではなくても、
なにについて書かれた詩でも、
恋の力を借りなければならないのではないか。

強引に端折る。
世界が思わせぶりなそぶりを見せるときに、
僕に詩が生まれると。







  1. 2013年11月14日 13:33 |
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:10

コメント

〉世界が思わせぶりなそぶりを見せるときに、
〉僕に詩が生まれる

世界が誘惑し、誰かが誘惑されるとき、詩が生まれるのでしょう。

〉なにについて書かれた詩も、
〉恋の力を借りなければならないのではないか。

誘惑する者、誘惑される者は、詩を愛し、詩から愛されてきました。
そこには確かに、恋の力、があったのでしょう。
  1. 2013/11/14(木) 14:59:24 |
  2. URL |
  3. 瀧野信一 #-
  4. [ 編集 ]

こんな発想と表現は、
僕にとっては、おもしろすぎ。
片思いでも、勘違いでも、
世界が思わせぶりなそぶりを見せるときに詩が生まれる、
僕の身の周り5mでは、
どうやらそれが本当らしいのです。

詩とはなにか?
詩になにができるか?
それを問うことが詩である、
などと言う人は、かっこいい学者になればよくて。
僕は、恥ずかしい詩が書ければ、もうそれで。
  1. 2013/11/14(木) 17:37:08 |
  2. URL |
  3. 青梗菜 #-
  4. [ 編集 ]

表現の裏側に、恥ずかしさ=自分への問いかけ。
しかし、何か表現出来るのかもしれないという、
僅かな自分への希望。
思いを言い放つ快感は、
根底の疑問に裏打ちされていなければ、
それはただの放言になることでしょう。
一般意識の下で共鳴するものがあるから、
青梗菜さんの表現に、共鳴する私や、皆さんがいるのでしょう。
しかし、詩に対してコメントするのは大変難しい。
しかも、青梗菜さんのブログは詩的表現が満載ですからね^^。

と、硬い表現で、コメントさせて頂きました。




  1. 2013/11/14(木) 21:55:34 |
  2. URL |
  3. 海底まきがい #-
  4. [ 編集 ]

いやいや、ここはfc2か、それはfc2の魔力。
サンデー毎日にfc2の会員は、エロな動画とか見放題という記事が。
青梗菜さんはfc2に恋をしてしまったとみえる。
で、本当の話、fc2の会員って、そんな特典?あるの?
  1. 2013/11/14(木) 22:54:21 |
  2. URL |
  3. oki #-
  4. [ 編集 ]

まきがいさん、こんにちは。

詩は、僕にその意図がなくても、
読む側にポエジーが立てば、成り立ってしまうわけで、
書く側よりも、読む側が詩人でなければならないのが、
ややこしいのですよね。

この表現で共感してもらえると、
しっかり受け取ってもらえると、
そう思って僕は書き投げるわけですが、
投げた側も、受けた側も、
投げ損なった感、受け損なった感があって、自信が持てなくて、
詩は、情報伝達の効率が最悪です。

共鳴、とは最高の賛辞、
書き投げる側としては、独善的に落ち込んでしまわないか、
いつも不安なのです。
まず、自分への問いかけを、ほかの誰かも共有してくれるのか、
そこから始まって、
独りよがりになっていないか、って不安がつきまといます。
ブログなんて、真夜中に書いたラブレターみたいなもので、
まきがいさんもそうでしょ?
  1. 2013/11/15(金) 13:14:36 |
  2. URL |
  3. 青梗菜 #-
  4. [ 編集 ]

okiさん、こんにちは。

そうか~、エロの力は絶大、
僕もエロに助けられているわけです。

そんな特典は知らなかった、迂闊にも、
しかし、エロは海外から逆輸入するものでしょう。
  1. 2013/11/15(金) 13:17:42 |
  2. URL |
  3. 青梗菜 #-
  4. [ 編集 ]

>>まきがいさんもそうでしょ?

恥を切り捨てる意気込みで、
時に酒の酔いを借り、
時に睡魔の影響を借り、
時に一時的な自己陶酔の力を借り、
真面目に考えようと自分を装い、
と、振り返れば自分の記憶は殆ど恥じの連続で、
しかしそこにこそ表現の根源があるようにも思え、
しかし迷いの中にこそ本当の自分があるように思え、

私は恥を吐露する自己弁護の為に、
ブログという形態を利用しているのかもしれません。
またスイマセン、長くなりました。
  1. 2013/11/15(金) 21:56:48 |
  2. URL |
  3. 海底まきがい #-
  4. [ 編集 ]

お邪魔します。

詩人は皆、世界の一挙手一投足が気になり、観察し、時には気を惹くために噛み付く。その行為は恋そのものであり、その思いを綴ったものは詩である。だから、恋文である詩は恥ずかしい。

青梗菜さんは世界に恋をしています。間違いない。

僕はエロに恋してます。だから、エロ動画を探しに行きます。(自分もfc2にそんな特典があるなんて知らなかった)
  1. 2013/11/15(金) 23:41:13 |
  2. URL |
  3. 哲心 #-
  4. [ 編集 ]

海底まきがいさん、こんにちは。

わはは、そこまで恥辱にまみれなくても。
まきがいさんは、なんだか正直でいいです。
僕は、ごまかすとか、煙に巻くとか、そんなのばっかりで、
本当に思ったことよりも、かっこいい表現のほうを見せびらかしたくなります。
読み返すと、なぜそう思ったのか分からなくなったり。
こんなふうに、話し言葉に寄った文体のほうが、いいのかもしれません。
  1. 2013/11/16(土) 09:44:31 |
  2. URL |
  3. 青梗菜 #-
  4. [ 編集 ]

哲心さん、こんにちは。

はい、世界に恋をしています。
幸せ、ってやつです。

恋と詩は同郷の友人ですが、
恋とエロは仲のいい姉妹です。
作品名、二段ベッドが揺れるほど感じる姉の喘ぎ声を聞いて発情しだす妹、
出演、篠めぐみ、このは、
これを観たときは、あらゆるエロの要素が溶け込んでいて、
このすばらしさを誰かに伝えたくなりました。
16mmで撮り直して、ベネチアやカンヌで上映すれば、
スタンディングオベーション、拍手が鳴りやまず、
総立ち、ってやつです。
  1. 2013/11/16(土) 09:46:37 |
  2. URL |
  3. 青梗菜 #-
  4. [ 編集 ]

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