馬鹿の世界の点景になりたい。

qinggengcai

僕の異常な愛情 2/2


ミニを選んだ理由を考えていた。
どこに着地するのかは決めていない。


1960年代、家庭に揃っていれば理想的とされたものは、
3C、すなわち、カラーテレビ、クーラー、自家用車だった。
ミニの誕生は、1959年で、云々。

だからミニには、
モータリゼーションが加速を始めた頃の熱が、
冷めきらないで残っているとでも?

もちろん、その頃のクルマがおもしろかったことは想像に難くないが、
その時代にその頃のクルマがおもしろかったということだろう。

今さらカセットデッキでエアチェックを始めてみても、
どんな楽しさが引き出せるのだろうか。


個人的な物語なら書けそうだ。
ブログの性質なのか、それが許されるからなのか、
極めて個人的なことがらに落ち込んでしまう、
ブログはそんなプラットホームだと思っている。

でも、僕の物語をそのまんま書いても、
誰がどれだけ興味を持ってくれるのだろう。
自分でもつまらなくて、持て余してしまうのに。


2000年にミニは生産を終えて、
さらに10余年が経った。

今どき旧ミニに乗るのは、
どう考えても非合理だ。
しかし、今どき旧ミニに乗ることの理由は合理を求めてくる、
理由とはそんなものだ。
合理を忘れなければ、
こんなクルマには乗れないのに。


故障の心配は常にある。
だめなところは数えきれない。
しかし、だめなところが魅力につながる矛盾をたくさん抱えていて、
それらはまるで道理に合わない。

    rover mini 20130925a

タイトルがまだだった。
僕の異常な愛情、
副題は、もちろん、
―― または僕は如何にして心配するのを止めてミニを愛するようになったか。


燃料が尽きるまで、
このまま飛んでいよう。

もうどこかに降り立てるとは思えない。







  1. 2013年09月27日 19:18 |
  2. 未分類
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  4. | コメント:4

コメント

好きなモノが好きなことに理由はありません。

それを考え、書かずにいられない、というのもモノへの愛着ゆえでしょう。

どこへも着地しないことを意図している。
思考の波が引いては寄せる。

それもまた、好きなモノの有り様。
  1. 2013/09/28(土) 13:26:16 |
  2. URL |
  3. 瀧野信一 #-
  4. [ 編集 ]

なのですよね~、理由がない。

ミニを選んだ理由が、かわいいから、だったとしましょう。
それで納得してしまってもいいのですけど、
ミニをかわいいと思うのも、
かわいいクルマが好きなのも僕で、
主観だらけで、同語反復っぽくて、何も言ってないのに近くて、
ミニが嫌いな理由としても、かわいいから、は成り立つし、
好きな理由として、かわいくないから、も成り立ちます。

まず、好き、があって、
その理由を探すから見つからない、すり抜ける。
理由があってもなくても、
好き、は変わらずに、好き、なのです。
  1. 2013/09/28(土) 14:15:04 |
  2. URL |
  3. 青梗菜 #-
  4. [ 編集 ]

瀧野さんと全く同じこと考えてました。
好きに理由はない。
僕は美術が好きなわけだけど、中学時代は美術、音楽の時間が苦痛だった。
なぜそれが好きになったのか、理由などわかりませんよ。
嫌いなものが好きになる、新しく好きなものができる、ああ、人生って面白いなあと。
で、ミニが故障したら、青梗菜さんはどうされるの?
まだミニを知っている職人がいる?
  1. 2013/09/29(日) 00:50:41 |
  2. URL |
  3. oki #-
  4. [ 編集 ]

なのですよね~、好きに理由はない。
僕は、ミニが好きな理由を探して離陸して、
飛んでいるうちに、好きに理由がないことの理由を探していたことになります。
降り立てないわけですな~。

そして、僕は、好きに理由がないことを説明するのが好きなのですね。
しかし、なぜ好きなのかは理由がないことになります。
とほほ。

はい、減ってきたけどミニ屋も残ってます。
故障もしませんよ~、
オイル漏れくらいでは、故障とは言いませんし。
  1. 2013/09/29(日) 10:28:41 |
  2. URL |
  3. 青梗菜 #-
  4. [ 編集 ]

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