馬鹿の世界の点景になりたい。

qinggengcai

まだ深き夜の夢ぞかなしき


僕たちには、岸が動く感覚がない。
地球が動く感覚がない。
だから、岸は動かずに、
舟だけが動く。

岸を動かそう。
何ひとつとして動かないものはないから。



地球の赤道半径は、6378km、
赤道の円周は、6378×2×πで、40074km、
例えば、大阪市の緯度は、北緯34度41分10秒、
10進で、34.6862971、
40074×cos34.7で、32947km、
自転周期は24時間、
つまり、86400秒、
32947÷86400で、0.381km/sec、
岸は秒速381メートルで回っている。

地球と太陽の距離は、15000万km、
地球の公転軌道は、15000万×2×πで、94248万km、
公転周期は、365日、
つまり、3153.6万秒、
94248÷3153.6で、30km/sec、
岸は秒速30キロメートルで周っている。



地球は太陽を周るが、
太陽もおとなしくしていない。

太陽も自転する。
―― 地球から見た太陽の自転周期は、赤道で26.9日

太陽系のまるごとが、ヘルクレス座の方向に動いている。
―― 秒速19km

銀河系のまるごとが、しし座の方向に動いている。
―― 秒速600km

宇宙が膨張しているのなら、
その中心から離れている。



どこで閉じて、
どこに主観を置けばいい?
どこから観る主観を客観と呼ぶ?

こんなに落ち着きのない世界で、
時速10キロメートル、
秒速2.8メートルで行く舟にも、
移る岸にも、
主観も客観もあるものか。

こんなに入り組んだ状況で、
すべてが同時に全体として起こっている。
どれかを止めて、
どれかを動かしても意味はない。

こんなに込み入った状況で、
一方を原因としても、
他方は結果にはならない。



こんがらがった、ありのままが世界で、
それだけが真実だ。







  1. 2013年03月26日 23:02 |
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  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

コメント

もうこうなったら、昔からの質問、宇宙に果てがあるというけど、果ての向こう側はどうなっているのか、とか、まぜっかえしちゃうぞ、笑。
けど、仰るように、全て動いているんですよね、でも、ぶつからない、不思議だ、僕はそんなところから、神の存在を信じる。
カントは第一批判でいみじくもいった。
私は神の存在を知っている、wissen,という人がいれば、その人こそ私が探し求めている当の人である。
カントは神の存在をglaubenできても、wissenは出来ないという立場ですから、そこから、道徳に神を見いだす思想になるわけですけど、それはまた別問題。
  1. 2013/03/28(木) 00:11:29 |
  2. URL |
  3. oki #-
  4. [ 編集 ]

宇宙の果ての果て、
そんなのは、極大とか、極小とか、
循環させるとか、反転させるとか、
つまりは、始まりも終わりもないことにしないと収まりません。
始まりとか終わりとかは、僕たちの言葉で、
宇宙は、関係ないね、って言うのでしょうけど。

主観、客観に移りかけています。
そこで、主客合一、で検索すると半端ない量が出てきました。
どれもこれも難しくて、術語だらけで、
なぜか誰も分かりやすく言い換えて説明してくれません。

そうなると、王様は裸だと言ってみたくなります。
せっかく生きているのに、
主客を消す必要なんてありませんし。
  1. 2013/03/29(金) 21:41:36 |
  2. URL |
  3. 青梗菜 #-
  4. [ 編集 ]

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