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qinggengcai

自分を機能させる、という物語 3/7 (。-`ω´-)ンー


突拍子もない話だけれど、
僕は、掃除、という目的のために作られた、
掃除ロボットである、と妄想してみる。

誰だって、好き好んで人として、
生まれてきたわけではないように、
僕だって、よりによって掃除ロボットとして、

生まれてきたことについては、
何の感慨もないままに、
気がつけば、僕は、

掃除ロボットだった、と妄想してみる。



    

    最初の頃なんか 思い出せないな みんな変わっていったな
    比べようもないような そんな日々すら「昔がよかったなぁ」だって

    ―― 昨日を/000×石風呂
    ―― 石風呂 作詞作曲、2012、1st PLACE



掃除ロボットとして生まれた僕は、
僕の目的、つまり、自分が、
掃除のために作られたことを知らない。

しかし、そんなことは知らなくても、
カメラや、センサーを駆使して、
室内の形状を憶えて、

障害物をマッピングして、
自分の位置を把握しながら、
掃除の計画を立てたりする。

そもそも、掃除、ってのが、
僕には、何のことかがよく分からないけれど、
それでも、僕は、掃除をしているらしい。

充電が切れそうなときに、
当然のように充電台まで戻って、
しばらく機能を失う間のほかは、

僕は、常に、掃除をしているらしい。



    

    忘れないようにしても そこから立ち去ることと 揺らがない想い
    なぜか 思い出せないことばかり 浮かんでくるのさ

    ―― 忘れないように/くるり
    ―― 岸田繁 作詞作曲、2018、Speedstar Records



テーマ:哲学/倫理学 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2019年07月01日 00:08 |
  2. 物語論
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