FC2ブログ

tetsugaku poet

qinggengcai

他人のことは行動で、自分のことは決意で判断する、という物語 (。-`ω´-)ンー


>いつからでも、やり直せる、らしい。
>遅すぎることはない、らしい。

しかし、遅すぎて、やり直せないのは、
たいていのものごとには、期限があるから。

加えて、期限に間に合いそうにないものは、
たいていは、出来が悪いから。



    

    少年だった僕たちは いつか青年に変わっていく。
    年老いていつか枯れ葉のように 誰にも知られず朽ちていく。

    ―― 命に嫌われている。/初音ミク
    ―― カンザキイオリ 作詞作曲、2017、2019、神椿レコード



他人のことは、行動で判断するのに、
自分のことは、なぜか、決意で判断する。

比較することで、判断したいのなら、
比べなきゃならないのは、

他人の行動と、自分の行動で、
他人の決意と、自分の決意だ。

その比較は、難しいけれど、
比べることができるのなら、自分は、

決意さえできていなかったことを知る。



    その年の六月に卒業するはずの私(わたくし)は、
    ぜひともこの論文を成規通(せいきどお)り
    四月いっぱいに書き上げてしまわなければならなかった。
    二、三、四と指を折って余る時日を勘定して見た時、
    私は少し自分の度胸を疑(うたぐ)った。
    他(ほか)のものはよほど前から材料を蒐(あつ)めたり、
    ノートを溜(た)めたりして、
    余所目(よそめ)にも忙(いそが)しそうに見えるのに、
    私だけはまだ何にも手を着けずにいた。
    私にはただ年が改まったら大いにやろうという決心だけがあった。
    私はその決心でやり出した。
    そうして忽(たちま)ち動けなくなった。
    今まで大きな問題を空(くう)に描(えが)いて、
    骨組みだけはほぼでき上がっているくらいに考えていた私は、
    頭を抑(おさ)えて悩み始めた。
    私はそれから論文の問題を小さくした。
    そうして練り上げた思想を系統的に纏(まと)める手数を省くために、
    ただ書物の中にある材料を並べて、
    それに相当な結論をちょっと付け加える事にした。

    ―― こころ、第1部、25章/夏目漱石 著
    ―― 1914、1989、岩波文庫



    

    今 社会とか世界のどこかで起きる大きな出来事を 取り上げて議論して
    少し自分が高尚な人種になれた気がして 夜が明けて また小さな庶民

    ―― 彩り/Mr.Children
    ―― 桜井和寿 作詞作曲、2007、TOY'S FACTORY



テーマ:哲学/倫理学 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2019年06月19日 00:01 |
  2. 物語論
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック URL
http://qinggengcai.blog2.fc2.com/tb.php/1920-d1491e7d
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)