FC2ブログ

tetsugaku poet

qinggengcai

きっと違いの分かる人はいる、そう信じて書いてみる


「有」と「無」と「空」。
こんなのは、問題を、問題と思えるかどうか、
まず、それが問題になるが、
きっと違いの分かる人はいる、
そう信じて、書いてみる。



A、 Eテレ、欲望の哲学史、序章で、
A、 マルクス・ガブリエルが、
A、 教室で講義をしている。
A、 ガブリエルは、その左手には、
A、 何も持っていない。

B、 ガブリエルは、左手に、
B、 1本のペンを持って質問する。
B、 『では 質問です。
B、 私は今 左手にいくつの「もの」を
B、 持っているでしょう?』

C、 『「1本のペン」と答えるならば
C、 なぜこれを “1つ”と
C、 数えられるのでしょう?』
C、 ガブリエルは、ペンのキャップを外した。
C、 『“2つ”かもしれない』

D、 ガブリエルは、キャップを戻して、
D、 ペンをホワイトボードに置いた。
D、 教室での講義は続く。
D、 ガブリエルは、その左手には、
D、 何も持っていない。



Aの時点と、Dの時点で、
ガブリエルに違った様子はない。
Aの時点から講義を聞いていた者と、
遅れて教室に入ってきた者に、
違いが現れる。

Aの時点から講義を聞いていた者は、
Bの時に、ペンの「有」を観て、
Dの時に、ペンの「無」を観る。
Dの時点で遅れて教室に入ってきた者は、
ペンに関して「空」を観ている。

Bの時点から講義を聞いていた者は、
Bの時に、1つのものを観て、
Cの時に、2つのものを観る。
Cの時点で遅れて教室に入ってきた者は、
最初から、2つのものを観ている。

Dの時点で遅れて教室に入ってきた者は、
数に関して「空」を観ている。



    

    こんな時代じゃあ手間暇掛けようが掛けなかろうが終いには一緒くた
    きっと違いの分かる人は居ます そう信じて丁寧に拵えて居ましょう

    ―― 人生は夢だらけ/椎名林檎
    ―― 椎名林檎 作詞作曲、2016、2017、EMI Records Japan


    190117d.jpg
    マルクス・ガブリエル ―― 於、大阪市淀川区、十三(じゅうそう)の焼肉屋



テーマ:哲学/倫理学 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2019年06月08日 00:01 |
  2. | トラックバック:0
  3. | コメント:0

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック URL
http://qinggengcai.blog2.fc2.com/tb.php/1908-2cd0cc73
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)