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tetsugaku poet

qinggengcai

僕の毎日は、事実に基づいたフィクションであり、 24/25


    風景やみんなといつしよに
    せはしくせはしく明滅しながら
    いかにもたしかにともりつづける
    因果交流電燈の
    ひとつの青い照明です

ここで述べられているのは、
私とは何か、ってこと。
私という現象は、他者と共に明滅する。
因果とは、現象を成立させるものごと=原因と、
成立させられた現象=結果である。

交流とは、因果に掛ければ、
異なる人々や、異なるものごとが、
互いに行き交い、入り混じること。
また、電燈に掛ければ、
他者との交流信号の同期だ。

私という現象が明滅するのは、
世界・社会・世の中との交流による因果である。
私という現象が、社会現象であり、
社会現象というのは、私のことである。
私=世界・社会・世の中であり、

世界・社会・世の中の矛盾は、
私の矛盾として、自らを現している。



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    静寂を破る独逸車と巡回車
    警報 爆音 現実界 或る浮遊

    ―― 罪と罰/椎名林檎
    ―― 椎名林檎 作詞作曲、2000、東芝EMI



    (すべてわたくしと明滅し
     みんなが同時に感ずるもの)
    ここまでたもちつゞけられた
    かげとひかりのひとくさりづつ
    そのとほりの心象スケツチです

明滅する陰と光の、ひと区切り。
心は、そこに、自らを現している。



    ―― 宮沢賢治詩集/宮沢賢治 著
    ―― 谷川徹三 編、1979、岩波文庫



テーマ:哲学/倫理学 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2019年05月26日 00:07 |
  2. 物語論
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