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tetsugaku poet

qinggengcai

僕の毎日は、事実に基づいたフィクションであり、 14.a/xx


>ボクのおとうさんは、
>神というやつに殺されました。
言葉は、数式ではないから、
何でも代入できるわけではないけれど。



    190511.jpg

もちろん、こんなコピーには、
神と同権のものなど対抗しているはずがない。
でも、ニーチェの、目立たない真理の尊重、
ってのは、きっと、こんなことをいう。

宗教や、何かの原理主義なら、
その正しさは絶対だから、
代入しようとする僕の馬鹿な発想も含めて、
罰当たりな冒涜で片づけられそうだ。

しかし、それでも、事実はなく、
父親を亡くしたそれぞれの子どもの、
それぞれの解釈があるだけで、それらは、
神が与えた試練、では引き合わないだろう。

ところで、原理主義には、なぜか、
他人を否定することによって、
自分が肯定された、なんて思い込める、
そんな不思議な純朴さがある。

例えば、進化論を否定しても、
創造論は少しも肯定されないし、
進化論の間違いをあげつらっても、
創造論は少しも正しくならないが、

科学的に進化論を否定すれば、なぜか、
科学的に創造論が肯定された気になれるらしい。
どういう原理が働くのかは知らないが、
その料簡が原理主義っぽい。

真理、なんて言葉が好きみたいだけど、
でも、いつだって、対立と、勝ち負けなんだ。



    

    僕らが手にしている 富は見えないよ
    彼らは奪えないし 壊すこともない 世界はただ妬むばっかり 

    ―― ありあまる富/椎名林檎
    ―― 椎名林檎 作詞作曲、2009、EMI Music Japan



テーマ:哲学/倫理学 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2019年05月14日 00:03 |
  2. 物語論
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