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tetsugaku poet

qinggengcai

現実を生きることは、過去を反故にすること、なんてことはない


意味は、出来事が連なって決まってくる。
過去のいくつかの出来事を、
現在の出来事と関連づけて解釈して、
それが、現実の意味になる。

事象と事象との連鎖を解釈することで、
現実の意味が現れてくる。
では、現実が観えていない、ということは、
過去が観えていない、ということである。

あるいは、過去を反故にすることで、
現実を観る方法もあるのかもしれない。
そして、それができなければ、下手をすると、
大人になり損なうのかもしれない。



    180507b.jpg



例えば、個性を大切に、なんて言われて育ったけれど、
現実を見ろ、なんて台詞が向けられるとき。
個性なんかいらない、
なんて言われている現実において。

例えば、夢を見ろ、なんて言われて育ったけれど、
現実を見ろ、なんて台詞が向けられるとき。
夢なんか見るな、
なんて言われている現実において。

大人の自分は、子どもの自分に、
上手に言い訳をしてやらなきゃならない。
自分のせいではないけれど。
誰のせいでもないけれど。

こんな世の中でごめんね、って。



    

    ふてくされてばかりの10代をすぎ 分別もついて歳をとり
    夢から夢といつも醒めぬまま 僕らは未来の世界へ駆けてく

    ―― 愛し愛されて生きるのさ/小沢健二
    ―― 小沢健二 作詞作曲、1994、東芝EMI



テーマ:哲学/倫理学 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2019年04月11日 12:51 |
  2. 馬鹿
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

コメント

青梗菜さん、こんばんは!!^^

>事象と事象との連鎖を解釈することで、
>現実の意味が現れてくる。
事象と言えばサイコロかショーペンハウアーと思う者ですが後者は表象かも。

早く西田幾太郎を読んで「絶対矛盾的自己同一」って何なのかを書いてみてくれ。(期限:5月11日。みたいな。)m(__;m
  1. 2019/04/12(金) 02:09:21 |
  2. URL |
  3. くわがたお #-
  4. [ 編集 ]

がたおさん、こんにちは。

>>事象と事象との連鎖を解釈することで、
>>現実の意味が現れてくる。
>事象と言えばサイコロかショーペンハウアーと思う者ですが後者は表象かも。
これは、ハンス・ゲオルク・ガダマー。
あるいは、ハイデガー。
現実の解釈は、有限な人が解釈する限りは、
どうしても歴史的なフォーマットになってしまうんだろう。

>早く西田幾太郎を読んで「絶対矛盾的自己同一」って何なのかを書いてみてくれ。(期限:5月11日。みたいな。)
いやだよw。
「絶対矛盾的自己同一」とは何か、って本はいっぱいあるし、
その丸写しのブログも多いから、そんなのを読めばいいよっ♪
  1. 2019/04/12(金) 10:45:54 |
  2. URL |
  3. 青梗菜 #De6CjWPI
  4. [ 編集 ]

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