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qinggengcai

現実を生きることは、観たい世界を観ること、なんてことはない


商業として考えた場合は、
消費者が望むものを与えなければならない。
誰だって、望まないものは欲しくないから。

では、例えば、現実を生きること、
なんてのを商品にするときには、
消費者が観たい世界を観せてやればいい。

こう在ってほしい、という世界を提示すればいい。
損得や、勝ち負けを判断基準にしたときには、
示されたその世界観は、まったく正しい。

売れたら勝ち、売れなかったら負け。
商品は、正しいから受け容れられるのではなく、
受け容れられたから正しくなる。

正しさは、消費される商品である。
スピリチュアル、なんてのは、そういうこと。
論証なんて面倒くさいことは誰も求めない。

エンターテインメントは悪くない。
消費者の願望を満たして、
気持ちよくさせるのは、ぜんぜん悪くない。

誰だって、欲しくないものは望まないから。



    

    好きとか嫌いとか欲しいとか
    気持いいだけの台詞でしょう

    ―― おとなの掟/Doughnuts Hole
    ―― 椎名林檎 作詞作曲、2017、Ariola Japan



テーマ:哲学/倫理学 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2019年03月29日 00:04 |
  2. 馬鹿
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