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tetsugaku poet

qinggengcai

喩えるなら、闇鍋


因果関係とは、原因と結果の関係。
ある出来事が、別の出来事を引き起こすこと。
鞄が落ちるのは、自然科学の出来事だから、
因果は、そのまま、先後のことでいい。

        対して、人文科学や社会科学の出来事の、
        因果の先後は、疑わしくなる。
        どんな出来事も、自然科学が成り立つ場での、
        出来事ではあるけれど。

まして、少しも科学的でない僕の身の周りなら、
どんな出来事も、何の説明もつかない。
なぜ好きか、とか、なぜ嫌いか、とか、
なぜ考える、とか、なぜ考えない、とか、

        なぜそれをして、
        なぜあれをしなかったのか、とか、
        なぜそのように生きていて、
        なぜあのように死ななかったのか、とか、

僕の、たいていの結果には、
たいていは原因がないから、
僕は、たいていの結果に対して、
たいていは原因を問わない。

        原因は、喩えるなら、複数人で持ち寄った期待と、失望と、
        嫉妬と、軽蔑と、過干渉と、無関心と、自己愛と、自己嫌悪と、
        もっと訳の分からないものが混在した「闇鍋」で、
        通常、原因には用いない心理が利用される。

        原因究明というよりは、それぞれの、
        自己正当化としての色彩が濃い。



    

    5限が終わるのを待ってた わけもわからないまま
    椅子取りゲームへの手続きは まるで永遠のようなんだ

    ―― 1984/andymori
    ―― 小山田壮平 作詞作曲、2010、Youth Records



    闇鍋 ― Wikipedia

    闇鍋(やみなべ)とは、それぞれ自分以外には不明な材料を複数人で持ち寄り、
    暗中で調理して食べる鍋料理。
    通常、鍋料理には用いない食材が利用される。
    食事を目的とした料理というよりは遊び、イベントとしての色彩が濃い。



テーマ:哲学/倫理学 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2018年09月01日 00:24 |
  2. 自分らしさ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

コメント

青梗菜さん、おはようございます!!^^

>僕の、たいていの結果には、
>たいていは原因がないから、
>僕は、たいていの結果に対して、
>たいていは原因を問わない。
「たいていは原因がないから、」とは、「原因を問わないから、ない。」逆に、「問えば、有る。」、、という理解です。(それとも、本当に無いという意味?)全部?問うていたら、気が狂いそう。m(__;m
  1. 2018/09/08(土) 10:07:04 |
  2. URL |
  3. くわがたお #-
  4. [ 編集 ]

がたおさん、こんにちは。

>「たいていは原因がないから、」とは、「原因を問わないから、ない。」逆に、「問えば、有る。」、、という理解です。
お~! 問わなかった原因は、あるのか、ないのか。
何か結果がある、って認めただけで、
僕たちは、オートマティックに原因を問うのではないかな。
原因を問わないときは、結果も問われていない気がします。

>(それとも、本当に無いという意味?)全部?問うていたら、気が狂いそう。
すべての原因を問うことは、未来に起こる結果をすべて予測するのに似ています。
先のことは分かりません。
つまり、未来の推測が不可能なら、
過去を推測するのも、同じだけ、不可能になります。
結果を言い当てることが困難なら、
原因を言い当てることも、同じだけ、困難です。

風が吹けば、桶屋が儲かる。
未来を推し測るには、僕たちの因果関係は複雑すぎます。
桶屋が儲かったという結果から、
風が吹いたという原因を探り当てることはできません。
  1. 2018/09/08(土) 10:55:25 |
  2. URL |
  3. 青梗菜 #De6CjWPI
  4. [ 編集 ]

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