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qinggengcai

経験ということは、再び


>いきなり肩が軽くなったら、
>古くてボロい鞄が落ちて、
>その肩紐の、ギボシのネジが取れていた。

ついつい、認識した順番に書いてしまったけれど、
今なら、時系列に並べ替えることができる。
僕だって、そこまで馬鹿ではない。

鞄の肩紐の、ギボシのネジが取れたから、
古くてボロい鞄が落ちて、
いきなり肩が軽くなったんだ。

並び替えの函数には、因果関係、を用いた。
原因が先で、結果が後、
因果関係は、そのまま、先後関係のことである。

そして、鞄が壊れた、っていう、
そんなくだらない経験にも、
僕は、言葉を与えてみようと試みる。

それが、大人の仕事である。



    180830.jpg



経験ということは、
たしかに人間には必要だと思うのですが、
どんなに経験しても、
人間というものはその経験を
想像力のなかで造形できなかったら
経験にならないわけです。
―― 反劇的人間/安部公房 著、1979、中公文庫



テーマ:哲学/倫理学 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2018年08月30日 12:03 |
  2. 自分らしさ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

コメント

カントなら、因果のカテゴリーを使ったというところ。
時に、カントは、量 質 関係 様相、計12個のカテゴリーを考えた訳ですが、それで全ての現象が説明できるだろうか?
岩波新書の青版、懐かしいね〜。
岩波新書では、カントの本ってなかったような〜。うろ覚えだけど。
まあ、新書で、カントが説明できるかは、以下略。
  1. 2018/08/30(木) 21:11:20 |
  2. URL |
  3. oki #-
  4. [ 編集 ]

okiさん、こんにちは。

はいはい、因果性の12のカテゴリー、
何かで読んで、うっすらと記憶しています。
そうか、カントだったのか。

自分の経験を、自分が立てたルールに従って、自分で造形することを、
カントは、自由と呼んでくれるかなぁ。
  1. 2018/08/31(金) 00:21:03 |
  2. URL |
  3. 青梗菜 #De6CjWPI
  4. [ 編集 ]

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