「君が代」は気軽に歌えない。 屈託のない「星条旗 ―― The Star-Spangled Banner」とは違う。 意味があるような、ないような、 なんてこともない、ふわふわの歌なのに、 面倒くさいことになっている。 君が代は 千代に八千代に さざれ石の 巌となりて 苔のむすまで And the rockets' red glare, the bombs bursting in air, Gave proof through the night that our flag was still there, Oh, say does that star-spangled banner yet wave. O'er the land of the free and the home of the brave! 砲弾が赤く光を放ち、 上空で炸裂する中で、 私たちの旗は夜通し翻っていた。 星条旗はまだ揚がっているか。 自由の大地、勇者の故郷の上に! 米英戦争で優勢だったイギリス軍は、 ワシントンD.C.を陥落させ、 イギリス海軍は、ボルティモア港の、 マクヘンリー砦を包囲した。 「星条旗」は、艦砲射撃に耐える戦士の歌だ。 自由や平等のために戦わなかったら、 アメリカなんて国はなかった。 自分たちの理念を実現するための戦争は、 どうしようもなく正しい。 そこには、何の屈託もない。 愛国心に基づく戦争は、とにかく正しい。 小さな間違いがあっても、 愛国心が正当化してくれる。 イラクが大量破壊兵器を持っていたかどうか、 そんな些末なことは、取るに足らない。 つまりは、おそらくは、 北朝鮮が大量破壊兵器を手放すかどうかも。 VIDEO ―― Star Spangled Banner/Whitney Houston
テーマ:哲学/倫理学 - ジャンル:学問・文化・芸術
2018年06月03日 12:22 |
馬鹿
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アーレントは、フランス革命は失敗したけど、アメリカは成功したと言ってますよね〜。
フランスは理念が先行してしまったと。
君が代、も、君=天皇、としてしまったから、理念が先行しちゃう。
曖昧な意味で良かったんだけどねー。
2018/06/03(日) 13:35:59 |
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oki #-
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okiさん、こんにちは。
アーレントはユダヤ人で、アメリカに亡命したからね。
ハイデガーは親ナチで、やがて学長に登りつめて、
フッサールやヤスパースを追放する。
悪いやつだねぇ、ハイデガー。
君=天皇、それでもいいよね。
そんな時代もあったんだから。
卒業式でも、なんでも、歌えっていうなら歌う、
歌うなっていうなら歌わない、どっちでもいいよ。
校長先生がかわいそうだわw。
2018/06/03(日) 17:51:50 |
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青梗菜 #De6CjWPI
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青梗菜さん、こんばんは!!^^
中学校の卒業式とかで私は歌っています。(せいぜい、物理的に、向こう3軒両隣的位置のお母さんたちに聞こえるか聞こえないかの声量で。)学校で(教科書で?)、とある教師たちの国歌斉唱拒否問題を聞かされなければ、一生国歌に疑いを持たなかったかも。
入学式や卒業式で、「皆様、ご起立願います。」の後、「国歌斉唱。」と言われると、「市立中学校なのに。」とか、「道立高校なのに。」とか、までは思いませんが、いきなり「国」歌なので、わずかな違和感はあるかも。m(__;m
2018/06/04(月) 21:27:07 |
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くわがたお #-
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がたおさん、こんにちは。
>学校で(教科書で?)、とある教師たちの国歌斉唱拒否問題を聞かされなければ、一生国歌に疑いを持たなかったかも。
うん、そんなのどうでも。
>入学式や卒業式で、「皆様、ご起立願います。」の後、「国歌斉唱。」と言われると、「市立中学校なのに。」とか、「道立高校なのに。」とか、までは思いませんが、いきなり「国」歌なので、わずかな違和感はあるかも。m(__;m
うん、君が代は短いから、
違和感の理由を考えてるうちに終わるね♪
2018/06/04(月) 21:41:43 |
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青梗菜 #De6CjWPI
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