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qinggengcai

何の因果で 15/xx


誰かがその人に心を寄せて、
善因を感じて、誓いを立てる。
        その人が困っているときには、
        必ず役に立つ、と心に決める。

その誰かは、勲章をもらうような、
立派な人であってはならない。
        決して、自らの名ではなく、
        神の名において、

決して、恩を着せることはなく、
気づかれないように。
        神は、その誰かを必要とし、
        そして、善を為す者は、

        この上なく至福である。



……
こよなく至福なものたちはおのずからにはなにも感ぜず、
こう言うことが許されるとしたら、
必ずや神々の名において
ある他者が心を寄せて感じなくてはならない。
この他者を神々は必要とするのだ。……
―― 「ライン」、フリードリヒ・ヘルダーリン



    180308.jpg

    Heinrich Friedrich Hölderlin
    https://de.wikipedia.org/wiki/Heinrich_Friedrich_H%C3%B6lderlin



―― ヘルダーリン全集2 ―― 詩Ⅱ(1800-1843)
―― 手塚富雄、浅井真男 訳、1967、河出書房



テーマ:哲学/倫理学 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2018年03月08日 21:03 |
  2. 馬鹿
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