FC2ブログ

tetsugaku poet

qinggengcai

ミニは樸


老荘に、「樸(あらき)」って喩えがある。
「樸」は、人為が加わっていない、
切り出したばかりの木。

本来の素朴さを備えている「樸」には、
生来の力がある、と説明されるが、
そんなのは、同語反復のような気がする。

そうではなく、加工することで失われる何か。
意味が書き込まれることで、
見失ってしまう意味。

ミニが生産されたのは、1959年。
デザインは、設計者のアレック・イシゴニスが、
酒を飲みながら、紙ナプキンにスケッチした。

僕たちは、言葉をつかみ取るたびに、
ものごととの結びつきが解(ほど)けてしまう。
例えば、クルマが電化製品になるためには、

きっと、僕たちは、
何度もさよならを言わなければならない。



    171117.jpg



テーマ:哲学/倫理学 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2017年11月17日 12:17 |
  2. ラパン/ミニ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック URL
http://qinggengcai.blog2.fc2.com/tb.php/1510-420aec88
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)