馬鹿の世界の点景になりたい。

qinggengcai

得意而忘言と、得魚而忘筌と、色即是空 ―― 4/x


吾安得夫忘言之人而與之言哉!

言葉を忘れた人を捕まえて、
荘子には、言いたいことがある。
では、裏を返せば、
言葉を憶えている人たちなら、
いくらでもいるから、
捕まえる必要なんてない。
あまつさえ、そんな人たちには、
言いたいことなんて何もない。

それとも、
うまく言えないことのほかに、
言いたいことがあるとでも?
解ってもらえないことのほかに、
解ってほしいことがあるとでも?
だから、答が決まってくる。
ここにいますよ。
こんな僕でもいいですか?


得意而忘言、

このフレーズの答も、あらかじめ、
または、同時に決まっている。
うまく言えないことのほかに、
言いたいことがあるとでも?
解ってもらえないことのほかに、
解ってほしいことがあるとでも?
言いたいことは、
いつだって、うまくは言えない。

うまく言える言葉ではだめだ。
容易に解る意味では違う。
そんな言葉は、忘れてしまえ!
ここにいますよ、
それだけでいい。
荘子を読んで、1週間の、
こんな僕でもいいですか?
それで、悪いわけがない。

立ち上がり、荘子に向かって、
大きく手を振れ!



テーマ:哲学/倫理学 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2017年05月16日 12:21 |
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