馬鹿の世界の点景になりたい。

qinggengcai

感じるな、考えろ 3/x


何も考えられない人も、
少しは考えてみた人も、
ある程度まで掘った人も、
岩盤にぶち当たるまで掘り下げた人も、
それぞれに結論を同じくする。
自分の正しさからは出られない。

ただし、掘り下げた人どうしなら、
自分と異なる考えを、
異なることだけを理由として、
間違えていると結論づけない。
お互いに、それぞれの正しさを、
身をもって知っている。

厄介なのは、スピや自己啓発で、
底が浅くて、にわか仕込みの知識ほど、
なぜか自信が持てるらしく、
僕は、何も分かっていなくて、
知識が足りない扱いを受ける。
そう感じているのなら仕方がない。

底が浅い人からは、底が浅いと、
狭量な人からは、狭量と、
鈍感な人からは、鈍感と、
馬鹿からは、馬鹿と、
他人の価値観を認めない人からは、
他人の価値観を認めないと評される。

少し考えただけでも、
矛盾に気づくと思うけれど、それでも、
自分の正しさからは出られない。
などと思う僕も、
自分の正しさからは出られない。
などと思う僕でさえ、

自分の正しさからは出られない。



テーマ:哲学/倫理学 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2017年02月22日 16:03 |
  2. 自分らしさ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:6

コメント

青梗菜さん、知識が足りない扱い受けるの、笑。
本に書いてある。それで終わりの人も多いね〜。
本だって間違える。
ニーチェの永遠回帰は、力への意志思想と、明らかに矛盾するけど、ニーチェは、矛盾しないと思ったから公にしたのでしょうね〜。
けど、僕は、ニーチェじゃないから分からない。
哲学なんて、要は、他人の考えたことを調べるのが、一つの仕事だけど、僕は、その哲学者じゃないから、調べりゃ調べるほど、分からなくなる。
この前カントの「理性の深淵」あげたけど、カントにとって、宗教は、「単なる理性の限界内」におけるもので、要は、理性に把握できる限りでの宗教。
つまり、良いことすれば、来世、神によって、幸福になれると。
それも信じられないと、カントは何処かで気づいてたんだなあ〜
  1. 2017/02/22(水) 22:11:12 |
  2. URL |
  3. oki #-
  4. [ 編集 ]

okiさん、こんにちは。

>青梗菜さん、知識が足りない扱い受けるの、笑。
うん、だいたい聞き役ですわ。
みんないろいろ教えてくれる。

>本に書いてある。それで終わりの人も多いね〜。
この国では、何秒に1人が自殺している、とか教えてくれる。
この国にはすんごいたくさんの人が住んでるんやね、
って返したよ♪
そうぢゃなくて、って言われたけど、
違うよ、そうなんだよっ♪

ニーチェは、正直だと思うのです。
イエス・キリストには好意的で、
キリスト教は大嫌い。
ニーチェはモテなかったから、
女に対しては屈折しまくって、ルサンチマンが全開w。
全開で暴走していることに、
ニーチェ自身、気づいてないはずがない。

>哲学なんて、要は、他人の考えたことを調べるのが、一つの仕事だけど、僕は、その哲学者じゃないから、調べりゃ調べるほど、分からなくなる。
知識をひけらかす役には立つね。
学者や、評論家を気取りたいなら。
そうぢゃなくて、僕は、
僕のふだんの生活で知識を役立てなきゃです。
ふだん使いの言葉で、僕の身の周り5mで。
評価が定まった名作ではなく、
『ペンギン・ハイウェイ』や『八日目の蟬』で。
ネットの妄想ではなく、リアルで。
  1. 2017/02/23(木) 12:06:25 |
  2. URL |
  3. 青梗菜 #-
  4. [ 編集 ]

青梗菜さん、

>少し考えただけでも、
>矛盾に気づくと思うけれど、それでも、
この引用の「矛盾」の、何が矛で何が盾なのか考えてみると。矛は、「底が浅い人」で、盾は、「その人から底が浅いと評される。」ですか?矛盾じゃなくて当たり前かも。m(__;m
  1. 2017/02/23(木) 23:40:37 |
  2. URL |
  3. くわがたお #-
  4. [ 編集 ]

ペンギンハイウェイも八日目の蝉も
評価の定まった名作なのでは?と私は思ってしまうなあ~。
かと言ってマニアしか知らないような小説を持ち出しても話にならないけれど(笑)

これを言ったら大概の人に怒られるんだろうけど…ペンギンハイウェイにも八日目の蝉にも全く惹かれないし、興味がないな~(笑)
大多数から好評価を受けている小説を書いている小説家はあちこちで小説賞の審査員なんかをしている訳で、つまり自分の正しさでもって他者の小説を選ぶ。
そうして角田光代みたいなのを書く作家が量産される。
角田光代の小説は、角田光代が選んだ多くの小説で補強される。

その量産されたものは、青梗菜さんが言う『考えない人』と同義なのでは?
そういう訳で、
ペンギンハイウェイと八日目の蝉を引いてくることに多大な違和感を私は感じてしまいます♪
  1. 2017/02/24(金) 04:29:08 |
  2. URL |
  3. 小奈鳩ユウイ #0TSJikig
  4. [ 編集 ]

がたおさん、こんにちは。

他人の価値観を認めない人、って評価をするのは、
他人の価値観を認めない人なので、
矛は、他人の価値観を認めない人、
盾は、他人の価値観を認めない人、
ってことで、がちん.この矛盾です。
  1. 2017/02/24(金) 12:11:50 |
  2. URL |
  3. 青梗菜 #-
  4. [ 編集 ]

ユウさん、こんにちは。

>ペンギンハイウェイも八日目の蝉も
>評価の定まった名作なのでは?と私は思ってしまうなあ~。
>かと言ってマニアしか知らないような小説を持ち出しても話にならないけれど(笑)
はははw、間違いないけど、
そこですかいっ!
斜め上を行くなぁ。

>大多数から好評価を受けている小説を書いている小説家はあちこちで小説賞の審査員なんかをしている訳で、つまり自分の正しさでもって他者の小説を選ぶ。
うん、僕が審査員なら、自分よりも才能がある作家を落とす♪
モーツァルトとサリエリです。

>その量産されたものは、青梗菜さんが言う『考えない人』と同義なのでは?
夜のピクニック、晴天の迷いクジラ、ペンギン・ハイウェイ、
そして、八日目の蟬。
こらこら、待て待て、ってなるよね。
をいをい、青梗菜、次は村上春樹かとw。
そうなんだけど、よく分かるんだけど。

仮に、僕もユウさんも「考える人」にしよう。
仮に、っていう不完全感が「考える人」だから、仮に、をつける。
そして、多くの人たちを、仮に、「考えない人」にしよう。
仮に、っていうのは、「考えない人」たちも、
自分のことを、知的で、「考える人」だと思っているから。
その図々しさが、「考えない人」だから。
「考える人」と「考えない人」は、
常に、ひっくり返りそうな関係で、
「考える人」は、すぐさま「考えない人」に転落する、
そんな位相だとしよう。

「考えない人」たちが感動するプロットがあるとすれば、
「考える人」になることは、
その感動のパターンを排除することと引き換えだろうか。
もちろん、効率よく感動する作法、みたいなものを、
感受性とは呼びたくないけれど。

そして、「考えない人」たちが読みそうにない、
晦渋な表現や、術語を多用した、
つまりは、一般受けのしない本、解りにくい本、難しい本は、
エリーティズムを満足させるだけで、
スノビズムに転落しているのではないか。
ソーカル事件みたく。

>そういう訳で、
>ペンギンハイウェイと八日目の蝉を引いてくることに多大な違和感を私は感じてしまいます♪
ふふふw、そうなんだけど、よく分かるんだけど、
今、本棚にあるはずの、重松清、『流星ワゴン』を探していますw。
違和感シリーズ、という括りからの、
意図的なチョイスと思っていただければ幸甚に存じます。
  1. 2017/02/24(金) 12:14:36 |
  2. URL |
  3. 青梗菜 #-
  4. [ 編集 ]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック URL
http://qinggengcai.blog2.fc2.com/tb.php/1326-62ec83a5
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)