馬鹿の世界の点景になりたい。

qinggengcai

神の無理ゲー (。-`ω´-)ンー 5.a/5 ―― multiple endings


空間が生まれ、時間が流れ出す。
    10^-44秒後 ――、
    1秒の1兆分の1を1兆分の1にして、
    さらに10億分の1にした時の間に、
    宇宙は、10^-33cmから直径1cmにまで膨れた。

極めて極めて小さい宇宙が、
極めて小さい宇宙になったわけだが、
この膨張率は凄まじい。
    1mmから始まったとしたなら、
    1000億光年の大きさになっている。

その時の温度は1兆×1兆×1万度。
    僕が、ひと桁、ふた桁間違えていたとしても、
    1兆割るのを、掛けるのを、
    忘れていたとしても、文脈が変わらない。
    きっと、誰もが考えることをやめている。

刹那の後、握りこぶしに収まっていた宇宙は、
さらに僕たちが直観できないふるまいをする。
    10^-35秒後 ――、
    1cmで隣り合っていた空間は、
    現在観測できる宇宙全体よりも遠く離れた。



1秒の1兆分の1もあれば、
宇宙が1つ端緒を開く。
    1秒で1兆の宇宙ができるなら、
    130億年に1度くらいは、
    僕たちのこんな奇想天外な世界もできそうだ。

生命を生み出すような、
奇天烈(きてれつ)な跳躍力を秘めた宇宙が生まれた。
    立ち止まるのが苦手な生命は、
    ぶっ飛んだ振舞いを続けて、
    やがて、素頓狂(すっとんきょう)に空を見上げる。

宇宙の側からしてみれば、
宇宙は僕たちを得て、
初めて宇宙を想うことができた。
    僕たちが宇宙を想うことは、
    宇宙が宇宙を想うこと。

もちろん、人が想う以外の宇宙は、
人の思惑どおりの在りかたをしているとは限らない。
    その誰かの側からしてみれば、
    僕たちの理解だけでは、
    あまりにも心許ないと言うだろう。

それでも、僕たちが宇宙を想うことは、
宇宙が宇宙を想うことにほかならない。



テーマ:哲学/倫理学 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2016年04月09日 12:31 |
  2. | トラックバック:0
  3. | コメント:2

コメント

青梗菜さん、こんにちは!!^^

>宇宙の側からしてみれば、
>宇宙は僕たちを得て、
>初めて宇宙を想うことができた。
理由は、ヒトが宇宙から生まれたからですか?宇宙の側ってなんかよくわからん感。(そっちに誰かいるのかー的な。)m(__;m
  1. 2016/04/11(月) 16:21:35 |
  2. URL |
  3. くわがたお #-
  4. [ 編集 ]

がたおさん、こんにちは。

>>宇宙の側からしてみれば、
人が宇宙の真部分集合とすれば、
集合「人」は、人の側面から観ることも、
宇宙の側面から観ることもできるので、
それが「宇宙の側からしてみれば」になります。

>>宇宙は僕たちを得て、
人が宇宙の真部分集合とすれば、
集合「人」の要素がすべて集合「宇宙」の要素になっていて、
集合「宇宙」には、集合「人」の要素以外の要素があります。
宇宙とは、集合「宇宙」であり、
僕たちとは、集合「宇宙」の中に、
集合「人」として生まれた僕たちです。

ってゆうか、軽く流そうよw。
  1. 2016/04/11(月) 22:08:59 |
  2. URL |
  3. 青梗菜 #-
  4. [ 編集 ]

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