馬鹿の世界の点景になりたい。

qinggengcai

神の無理ゲー (。-`ω´-)ンー 2.a/x


僕たちは、自己の同一性を保ちながら、
他者にはなれない。
なれそうで、なれない。
    何をしようとしているのかが、
    分かっていそうで、実は、分かっていない。
    それは、例えば、正七面体のようなもの。


根拠のない推論だが、
死者になる、ということが、
何者かになる、ということなら、
それは、他者になる、ということである。
    だから、死んでも何者にもなれない、
    そう考えても大差はない。


蝶の幼虫は、きっと、
やがて空を飛ぶ、なんてことは、
思いもつかないまま蛹(さなぎ)になる。
    蛹の中でどろどろに溶けて、
    蝶になって蛹から出てくる。
    きっと、幼虫だったことも憶えていない。

翅(はね)も、空も、花も、異性も、
幼虫には想像もできなかったこと。
それでも、朝になって、翅が乾いたら、
当りまえのように飛び立てる。
    生死について、僕たちに、
    何か特権が与えられていたとしても、

    たぶん、それは、
    蝶と異なるものではないのだろう。



テーマ:哲学/倫理学 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2016年03月31日 17:02 |
  2. | トラックバック:0
  3. | コメント:2

コメント

読みながらふと思い出したのですが、
人間が母親の胎内で経験している生命の進化の過程は、
科学的にある程度信じてもいいものでしょう?
生命の進化がどこで分岐するのかはよく解らないけど、
自分を無理やり二つに分割する方向と、
自分と相手を混ぜ合わせる方向があって、
人間は混ぜ合わせる方向を過去に選択して、
羊水という海の中で生命の歴史を辿る。
4ヶ月という境目は、海に産まれた生命の上陸の時期に当たり、
上陸がうまく行かない場合、つまり胎内死という結果になってしまう。
お魚まで進化して、上陸には絶滅の危機が訪れたはずだ。
両生類の姿は、僕達に海からの上陸という進化の過程を明らかにしてくれていると、
名前は忘れちゃったんだけど、
多分、相当に偉い学者のおじいさんが語っていたのをネットで昔に拾った。
別の誰かが言った、
人間が進化のトップだというのは間違いで、
今地球上に現われている全てがそれぞれの進化のトップだという考え方も、なるほどなと、思った。

人間は胎内で様々な絶滅危機を乗り越えるんじゃないかなぁ。
あまりに色んなものを準備しているおかげで、
産まれ出てからも異常に長い子供期間を過ごす必要があって、
生涯が子供のままであるとなどと言ってしまいそうですな、僕は。

死ぬまで子供だなんて、
僕にはちょっと素敵な感じがするなぁ。
  1. 2016/04/01(金) 22:04:25 |
  2. URL |
  3. 海底まきがい #-
  4. [ 編集 ]

まきがいさん、こんにちは。

お疲れっ、
収束しましたね~w、おもしろかったですよっw。

>人間が母親の胎内で経験している生命の進化の過程は、
>科学的にある程度信じてもいいものでしょう?
うん、説明不要の表情だもんなぁ。
>人間が進化のトップだというのは間違いで、
>今地球上に現われている全てがそれぞれの進化のトップだという考え方も、なるほどなと、思った。
人は弱いからね~。
何かが生き残ってくれれば、またやり直せるよっ。
>生涯が子供のままであるとなどと言ってしまいそうですな、僕は。
>死ぬまで子供だなんて、
>僕にはちょっと素敵な感じがするなぁ。
いたずらっ子だった頃も、馬鹿だった頃も、愚直に勉強してた頃も、
知的でありたい、かっこよくなりたい、夢中で仕事をしたい、そう思ってた頃も、
混ぜ合わせるのがいいね~。
どれも忘れてはいけない、
それぞれの、なれの果てなんだな。
  1. 2016/04/01(金) 22:48:30 |
  2. URL |
  3. 青梗菜 #-
  4. [ 編集 ]

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