馬鹿の世界の点景になりたい。

qinggengcai

空を飛ぶ(´・ω・`) 8/8


        空が世の中の側にあるのなら、
        僕たちはすでに飛んでいる。

        気づいたときには、飛んでいる。
        あるいは、飛んでいることにも気づかない。


例えば、女子なら、例外なく、
「モテ」や「愛され」の空を飛ぶ。

服や、メイクや、ダイエットの翼で、
力が尽きるまで飛ばされる。


        他人の欲望を満たす自分とは、
        他人に羨ましがられる自分である。

        そのためには、他人と群れ合って、
        互いに同じ空を飛ばなければならない。


偏差の端っこにいない限り、
差異などないに等しいが、

みんなが同じ翼で、同じ空を飛ぶのなら、
相似形は小さな差異を際立たせる。


        みんなで、「自分は違う」と思っていることにさえ、
        相似形を見出すことができる。

        僕たちは、途方もなく大きな空の、
        きっと、極端に小さな部分しか飛ぶことができない。


        どの空も、自分にそっくりの、
        くだらない他人でいっぱいだ。



        160222.jpg
        Da Vinci's Demons



テーマ:自作詩 - ジャンル:小説・文学

  1. 2016年02月27日 16:41 |
  2. 自分らしさ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4

コメント

翼は卵の中で
空を飛ぶために
空を飛ぼうとして計画される。

空を飛ぶ目的も分からないままに。

翼は空の下で
空を飛ぶために
空を飛ぼうとして成長する。

空を飛ぶ目的も分からないままに。

翼は空の中で
空を飛ぶために
空を飛ぼうとして はばたく。

空を飛ぶ目的も分からないままに。

翼は、空を飛びながら、やがて知る。
空の上には行けないことを。


さてさて、人は空から脱出出来るのか?
空を超越して飛べるのか?
そのためには力尽きるまで空を飛んでみるしかない。
そんな風に思います♪
  1. 2016/02/27(土) 17:53:28 |
  2. URL |
  3. 小奈鳩ユウ #0TSJikig
  4. [ 編集 ]

ユウさん、こんにちは。

>翼は、空を飛びながら、やがて知る。
>空の上には行けないことを。
空を射程に収めた途端に、
その外側が現れる。
空は上がりではなく、
また振り出しに戻される。
常にその外側に神がいて、
舌を出しながらサイコロを振り出す。
ここまでおいで、あかんべぇ~w。

>さてさて、人は空から脱出出来るのか?
>空を超越して飛べるのか?
>そのためには力尽きるまで空を飛んでみるしかない。
欲望が言語活動の特性で、
言語活動も世の中のものであるのなら、
正気を保ったままでは無理かもね~。
力いっぱい飛べば脱出できるかも。

狂気の側まで飛び出して、
正気の側に持ち帰る言葉を!
  1. 2016/02/27(土) 18:20:55 |
  2. URL |
  3. 青梗菜 #-
  4. [ 編集 ]

> どの空も、自分にそっくりの、
> くだらない他人でいっぱいだ。
なるほど。くだらない。そう言えなくもないでしょう。
でも、そのみんなと相似形のくだらないようなことが
じつに楽しい、面白い、やめられない、止まらない・・・。
人間は、そのために生きているとさえ言っていいほど、
じゃないですか。

  私が両手をひろげても、
  お空はちっとも飛べないが、
  飛べる小鳥は私のように、
  地面を速く走れない。
  ―――金子みすず「私と小鳥と鈴と」

空を超越するために、力尽きるまで
飛んでみたい。
あるいは、
空でも地上でも何処でも、何でもいいから
とにかく飛んでさえいればいい。
と、まあ、そんなふうに思います♪
  1. 2016/02/27(土) 19:31:01 |
  2. URL |
  3. ☆バーソ☆ #IGPPA7yY
  4. [ 編集 ]

バーソさん、こんにちは。

>>どの空も、自分にそっくりの、
>>くだらない他人でいっぱいだ。
>でも、そのみんなと相似形のくだらないようなことが
>じつに楽しい、面白い、やめられない、止まらない・・・。
もちろんっ。
相似形に見える、自分は他人とは違う、
そこで止まってしまえば中二病です。
世の中には、多彩な考えがいくつもあって、
他人は自分の枠には収まり切れません。
逆に、他人を自分の枠に収めてしまうと、
どれだけたくさんの人と出会っても、
どれだけたくさんの本を読んだとしても、
自分と出会って、自分の書いた文章を読んでいるのと同じです。

>  ―――金子みすず「私と小鳥と鈴と」
あ~、これねぇ。
この詩が嫌いな人は多いはずw。
嫌いなものを嫌いと言えない空気が嫌いというか、
誰からも反論されないことを、
繰り返しコピペしている人たちが嫌いというか。
次は、「私と小鳥と鈴と」、
この詩の嘘くささを書いて反感を買ってみます。
嫌いな人は、乞うご期待w。
  1. 2016/02/27(土) 20:16:24 |
  2. URL |
  3. 青梗菜 #-
  4. [ 編集 ]

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