馬鹿の世界の点景になりたい。

qinggengcai

また降ってきたよ(´・ω・`)改


シニフィアンに対応するのは実体ではなく、
概念のシニフィエ。
空は途方もない余白。
        稀釈され、拡散することも織り込んで、
        意味される空。

千年かけて積み重ねられた、
膨大なテクストとの交信。
雨は途方もない文脈。
        背負いきれないほどの背景とともに、
        意味される雨。

いたるところに現れるのは、
絵札でも、「いちご泥棒」でも、騙し絵でもなく、
測り知れない文学空間。
        おっかなびっくり差し出すのは、
        突き返されるから。

        堆積するテクストの層に、
        とても敵わないから。



        160213.jpg



テーマ:自作詩 - ジャンル:小説・文学

  1. 2016年02月13日 12:58 |
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4

コメント

うーむ、まさに。

自己と他者の『雨』のシニフィアンからのシニフィエは、かなりの差異を有しますねw

ある者にとって、そのシニフィアンから現れるシニフィエは、
大粒の雨の土砂降る丘の上で狂'ったように怒りをぶちまける真夜中であったり、
夏休みの水やり当番の突然の夕立に泣きそうになる昇降口だったりする。

けれどレフェランは同一。

同一であるレフェランが、シニフィアンという入力を介しシニフィエを得る。
得たシニフィエが同一であることは稀。

現れてくるシニフィエは膨大ですな~w

そのシニフィエを共有することは、
そのシニフィアンに対して同一の時空間を共有した経験を示す。

『雨』というシニフィアンが『シトシトと降る金の雨の一日を狭い部屋で恋人と過ごす土曜日の昼下がり』というシニフィエを得ることは
それを経験した者、それを見た者、聞いた者、読んだ者との共有した時空間を再生する魔法になる。

おそらく、ただ一人の持つ
ただひとつのイメージを再生させるために
詩人は『雨』というシニフィアンを使う。
……のかな?w
多分…詩へのコメントって、どんなイメージが浮かんだかを書くのが良いのだと思うw

  1. 2016/02/14(日) 12:08:07 |
  2. URL |
  3. 小奈鳩ユウ #0TSJikig
  4. [ 編集 ]

ユウさん、こんにちは。

雨降りの舗道って、
トランプの絵札とか、シンメトリーの絵とか、
騙し絵っぽく映るよね、
っていう、それがどうした、だから何? みたいなものでw。

>それを経験した者、それを見た者、聞いた者、読んだ者との共有した時空間を再生する魔法になる。
おそらく、すべての人が経験していること、
わざわざ語られない当りまえのシニフィエを文章にするときは、
それがどうした、だから何? ってことに転落しそうな、
ぎりぎりのコースを突っ切ることになります。
現代詩っぽく難解になるよりも、
堆積するテクストの層がまだ見つけていないコース取りがあるなら、
そこを辿りたいなぁw。

空や雨なら、文学空間にはまだ隙間が残っていますから。
空に言葉を投げ入れても、
埋まるわけがないよにゃあ、
底が抜けてんだからにゃあ ฅ(´-ω-`)ฅ ♪
  1. 2016/02/14(日) 15:26:18 |
  2. URL |
  3. 青梗菜 #-
  4. [ 編集 ]

青梗菜さん、こんばんは!!^^

>雨は途方もない文脈。
>        背負いきれないほどの背景とともに、
>        意味される雨。
ここが好きです。^^

>測り知れない文学空間。
>        おっかなびっくり差し出すのは、
>        突き返されるから。
参照したものがあった気がするような不安な時には、調べたり但し書き付けたりした方がいいかもと感じます。でも(ただし?)、全部読むなんてできないと思うから、不安が無いなら自信を持って出して、教えてくれる人がいれば感謝すればいいのかななんて、わたくしごときはおもったりなんかするんだけれども。m(__;m
  1. 2016/02/16(火) 00:16:57 |
  2. URL |
  3. くわがたお #-
  4. [ 編集 ]

がたおさん、こんにちは。

>>雨は途方もない文脈。
>>        背負いきれないほどの背景とともに、
>>        意味される雨。
ふだん使いの単語で書いてるのがいいよね~。
言葉が通じて、感受性が共有されるのは、
書き手も読み手もうれしいね~。

>>測り知れない文学空間。
>>        おっかなびっくり差し出すのは、
>>        突き返されるから。
極論的には、すべての文章は、
言い換えや、別の言い方を並べた結果なので、
僕の駄文など、恐る恐る差し出して、
だめ出しをくらって、突き返されるものだと思っています。
堆積するテクストの層への畏敬、
その気持ちを忘れては(ry
  1. 2016/02/16(火) 12:56:41 |
  2. URL |
  3. 青梗菜 #-
  4. [ 編集 ]

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