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tetsugaku poet

qinggengcai

僕は馬鹿だから (。-`ω´-)ンー 6/x


子供には無限の可能性がある、
そんな、みんなが使っているフレーズを、
理解できないなんて、
馬鹿としか呼びようがないけれど。

しかし、何も考えずに、安心して使えるフレーズは、
自分の言葉ではない。
自分の言葉は、いつも、
ぎこちなく、恐る恐る差し出される。

それが、自分の言葉なら、いつも、
馬鹿と呼ばれることと引き換えだから。



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テーマ:哲学/倫理学 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2018年01月15日 12:04 |
  2. 馬鹿
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僕は馬鹿だから (。-`ω´-)ンー 5/x


子供には無限の可能性がある、
それは、無批判に、手放しに、
用いられるフレーズなのだろう。

何も考えずに、安心して使える、
その理由は、みんなが、何も考えずに、
安心して使っているから。

それは、みんなが正しいと言うから、
正しいということであり、
しかし、そのみんなはどこかにいるのではない。

「みんな」は、「みんな」が、
「みんなが正しいと言うだろう」
と思うことによって「みんな」に現れる。

相互模倣を原理とするみんなは、
みんなと違う人を排除するために、
その人を、例えば、馬鹿と呼ぶ。

みんなと違う、という理由によって。



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  1. 2018年01月14日 12:13 |
  2. 馬鹿
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僕は馬鹿だから (。-`ω´-)ンー 4/x


まだ何にもなっていないから、
何にでもなれる。
        無限の可能性とは、
        それくらいの意味だろう。
何かになってしまえば、
ほかの何かにはなれなかったことになる。

        明日の予定が立っていない人は、
        どこに出かけるのも自由で、
行き先は無限といってもいい。
しかし、明日になって、
        どこかに行ってしまえば、
        ほかのどこかには行けなかったことになる。

行き先は無限かもしれないが、
日曜日は無限には続かない。
        一歩も外に出ないで、
        サザエさんのエンディングを聞いて、

        それでも、日曜日は過ぎて行く。



    

    ―― 8月のクリスマス/山崎まさよし
    ―― 作詞、作曲、山崎将義、2005、ユニバーサルJ



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  1. 2018年01月13日 12:07 |
  2. 馬鹿
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僕は馬鹿だから (。-`ω´-)ンー 3/x


子供には無限の可能性がある、
と検索窓に入れたら、
約7,620,000件、と返してきた。

嘘くさいフレーズだと思うけれど、
子供の可能性は無限と言ってもいい。
子供は何も選んでいないから。

何も選択されないときには、
可能性はたくさんあって当然だ。
何かを選べば、可能性は狭められる。

だから、無限の可能性は、
選ばれなかった何かの総和である。
つまり、無限の可能性とは、

ありもしない可能性のことである。



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  1. 2018年01月12日 12:04 |
  2. 馬鹿
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僕は馬鹿だから (。-`ω´-)ンー 2/x


道徳劇の、善人役の人形に対する好意を、
道徳判断を下しているとみなす。

そう考える人が多い、それだけで、
そう考えない僕は、馬鹿になる。

たぶん、それが何であれ、
人は、自分が論証したいことを論証する。

道徳劇、善人役、道徳判断。
書き手が、道徳、という位相を入れて、

読み手が、同じ思考構造を持ったことで、
問いが、道徳の外に出られなくなっただけのこと。

僕は、問いが共有できないくらいの馬鹿でいい。



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  1. 2018年01月11日 12:07 |
  2. 馬鹿
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僕は馬鹿だから (。-`ω´-)ンー 1/x


        https://www.cnn.co.jp/fringe/35045208.html

        米エール大学の私の研究室では、
        人形を使った道徳劇を赤ちゃん相手に見せ、
        その反応を観察した。
        他人が坂を上るのを手助けするような善人役の人形と、
        逆に坂から突き落とすような悪人役の人形とを対照させて上演。
        赤ちゃんの表情や行動を見て取ることで、
        どのような道徳判断を下しているのか分析した。
        結果として判明したのは、
        生後3カ月の赤ちゃんですら、
        善人役の人形を好むということだ。



赤ちゃんが示した選好は、
快―不快、という感情ではないのか。
善―悪、という道徳判断ではなく。

喜ぶことで直ちに快を放出し、
嫌がることで直ちに不快を放出する。
赤ちゃんは善悪二分の判断などしていない。

エール大学の教授に、
僕みたいな馬鹿が突っかかっても、
仕方がないけれど。

ポール・ブルーム教授なら、
善人役の人形を好む理由を、
道徳判断に求めるのだろう。

しかし、生後3か月の赤ちゃんが、
善人役の人形を好む理由を、
自分と同じと思い込むのは、

どういう料簡か。



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  1. 2018年01月09日 20:34 |
  2. 馬鹿
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ものごとにふれて 5/5


どちらも大切に思うし、
どちらも取るに足りないと思う。

良いところも、
だめなところも含めて。

変わることも、
変わらないことも、

変われないことも。



    

    ―― 春の歌/スピッツ
    ―― 作詞、作曲、草野正宗、2005、ユニバーサルJ



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  1. 2018年01月07日 12:31 |
  2. ラパン/ミニ
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ものごとにふれて 4/x


20年前のクルマに乗る。
20年前のリーバイスを穿(は)いて。

いつまで穿くのだろう。
どこまで穿くのだろう。

いつまで穿けるのだろう。



    

    ―― 空も飛べるはず/スピッツ
    ―― 作詞、作曲、草野正宗、1994、ポリドール



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  1. 2018年01月06日 21:13 |
  2. ラパン/ミニ
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ものごとにふれて 3/x


1997年式、20年前のミニは、
97,000kmを超えた。

いつまで乗るのだろう。
どこまで乗るのだろう。

いつまで乗れるのだろう。



    

    ―― 青い車/スピッツ
    ―― 作詞、作曲、草野正宗、1994、ポリドール



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  1. 2018年01月05日 19:47 |
  2. ラパン/ミニ
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