馬鹿の世界の点景になりたい。

qinggengcai

屈託する 7/x


シャンプーのときに目を閉じていたら、
背中が怖いでしょう。
でも、目を開けていて、
鏡に何かが映ったらもっと怖いでしょう。

でも、目を閉じていて、
髪を洗っている手が1本多いような気がしたら、
目を開けられなくなってしまいます。
僕には逃げ道がありません。

どうすればいいですか?



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  1. 2016年04月30日 12:44 |
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屈託する 6/x


取り立てて、書きたいことなんてないけれど。
何かにかこつけて、
言葉と戯れてみたくなる。


        この3行を読み返して気づく。
        僕は、不合理な書き手で、
        散漫な読み手と言わざるを得ない。

        書きたいことなんてない、
        としても、それを書いた以上は、
        書きたいことがあったと認めざるを得ない。

        取り立てて、
        などと事前に軽く断りを入れて、
        矛盾を回避しようとする根性がケチくさい。

        しかし、確かに、
        書きたいことなんてない、
        と思ったのは僕であり、

        書きたいことなんてない、
        と書いたのも僕であり、
        そこに矛盾を感じているのも僕だが、

        それらは、すべて、僕が、
        書きたいことなんてない、
        と書いたから発生したことである。

        書きたいことも、
        書きたくないことも、
        書かれる前には、僕にはなかった。

        それなのに、書きたいことなんてない、
        などと書いてしまうのは、
        支離滅裂としか言いようがないが、

        最初の読み手である僕は、
        それを見過ごしている。
        それは、きっと、言葉と戯れてみるために。

        いずれにしても、僕が書きたかったことは、
        僕によって追認されて、
        僕が書きたかったことになる。


そんなふうに、
取り立てて、書きたいことなんてないけれど。
何かにかこつけて、

言葉と戯れてみたくなる。



    140103b.jpg



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  1. 2016年04月28日 20:24 |
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屈託する 5/x


笑いの成分のほとんどが、
他人を馬鹿にすることで構成されている、
そんな人は確かにいる。

逆に、きれいで、つるつるしていて、
愚かで汚い不純物には、
まるで取っ掛かりがない人もいる。

どちらも、僕には、
笑わせることが難しい。



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  1. 2016年04月28日 13:58 |
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屈託する 4/x


他人の気持ちを考えることは大切で、

その理由は、
他人の気持ちが分かれば、
ものごとを自分に有利に進めることができるから、
ってことらしい。


大切なものは、目に見えない、

そう言いたがる人の多くは、
目に見える価値に囲まれて暮らしていて、
それに飽き足らずに、
目に見えない価値まで欲しがっているらしい。


僕は、言葉に簡単に置き換えられるような、
結論が欲しいわけではない。
僕が苦手にしている人たちと、
僕は、絶望的に分かり合えないだろう。

結論を同じくするゆえに。



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  1. 2016年04月25日 21:14 |
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屈託する 3/x


これと言って、書きたいことなんてないけれど。
何かにかこつけて、
言葉と戯れてみたくなる。

    ここまでの3行で、リズムが決まった。
    「これと言って」から始まった文章を、
    僕は、「取り立てて」に変えようと思いつく。

宛名が決まりかけている。
文章には、宛名があり、
届けたい人に贈られる。

    ここまでの9行を読んで、
    おもしろくない、と判断する読み手の宛名は、
    13行目からは消え失せる。

抽象的な空間が開けてきた。
僕は、先を読みたいと思う読み手と、
信頼関係を結ぼうとしている。

    ここまで我慢して読み進めても、
    くだらない、と捨て台詞を放って立ち去らない人が、
    まだ、どれくらい残っているのだろうか。



ブログでのテキストコミュニケーションは、
なんて楽ちんなのだろう。
分かってくれない人をふるいにかける。

    書き進めれば、書き進めるほど、
    分かってくれる人だけが残される。



話し言葉による対面コミュニケーションでは、
分かってもらえないことの多さに疲れる。
分かってもらえないのがデフォと言ってもいい。

    問題を共有することさえ難しい。
    伝わる気がしない人には、
    誰だって心を開けないが、

分かってもらえない、
僕がそう嘆いても、
相手の捨て台詞のほうが正当だ。

    くだらない、
    なぜ分かってやらなければならないのか。



    160425.jpg



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  1. 2016年04月25日 15:27 |
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屈託する 2/x


前を歩く人の、
てのひらが見えるときがあります。
水鳥が水を掻くように、
手首をひらひらさせています。
とても気になります。

なぜ急に立ち止まって方向転換をしたり、
いきなり腕を伸ばして指差したり、
何度も後ろを振り返ったりするのでしょうか。
それらは、同じ人が、
無反省に繰り返していると思うのです。

僕は、手の振り幅は小さいほうですが、
必要以上に手を振って歩く人がいます。
やましいことも、後ろめたいことも、
くよくよ考えることもなさそうで、
分かり合える気がしません。

手を軽く握って、
手首を外側に曲げて歩く女子は、
その努力に敬服します。
萌え袖は見飽きました。
極度の内股は不気味です。



ところで、僕は、
何も持たないで歩くときに、
手の振り方が分からなくなってしまいますが、
どうすればいいですか?
どうすれば思い出せますか?

    160423c.jpg



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  1. 2016年04月23日 22:52 |
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屈託する 1/x


同じ顔の、同じ目つきの、
同じ体型のクルマが、
同じ服を着て走っていることくらい、
みんな知っていて、
それを、つまらない、なんて言うけれど。

つまらなくても、利口な人なら、
こんなクルマを選んでしまうほどには、
馬鹿のフラグが立つことはない。
実際に馬鹿ができる人は、
並みの馬鹿ではないと思う。

    160422.jpg

すでに出来上がった枠組みの中で、
優劣をつけるのなら、
古いものは必ず劣る。
でも、炊飯器よりも、
鍋で炊くご飯が、僕には美味しい。

昔は良かった、ということではなく、
今でも、鍋で炊いたほうが美味いのだ。



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  1. 2016年04月22日 22:14 |
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お待たせ


もの憂げな顔で待っているから、
話しかけたくなる。
「お待たせ」

「雨が上がってよかった」

    160414.jpg

例えば、BMWやメルセデスと比べれば、
優れているところなんて、
ひとつもないけれど、

すぐにでも、
ロードムービーが始まりそうな佇まいは、
自動車工学の術語では語れない。

優れているところが、
数値では表わせないだけのこと。
目には見えないだけのこと。

他の誰かには、過ごした時間が、
映らないだけのこと。



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  1. 2016年04月14日 20:17 |
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指向性アンテナ


ミニとフォールディングバイク、
とても近縁種とは思えないが、

    160412.jpg

僕には、よく分かる組み合わせだから、
疑問を投げるつもりはないけれど、

こんなに狭い指向性を持ったアンテナを、
ギンギンに尖らせている人は、

そんなに多くは、いないと思われ。



  1. 2016年04月12日 23:07 |
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神の無理ゲー (。-`ω´-)ンー 5.c/5 ―― multiple endings


難しいのは、考えることではない。
考えることなんて、
実は、ぜんぜん簡単なこと。

難しいのは、説明できないことを、
無理にでも説明しようとして働く自らの知性を、
自らの知性で抑え込むこと。

知らないことに耐えること。
知らないということを発見し、
答がない問いに耐え続ける力。

語り得ないものは、語り得ないままに、
空白は空白、懸隔は懸隔、
秘密は秘密、そのままに。

それが、神のクエスト。



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  1. 2016年04月11日 22:24 |
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