馬鹿の世界の点景になりたい。

qinggengcai

何時もの夏がすぐそこにある証


誰からも承認されるような言葉を選んで、
一日のほとんどすべてを過ごしてきたから、

せめて、ブログくらいは、
認められない言葉を表したくなる。

せっかくの独りの時間なのに、
承認されやすいことを書いてどうする?

それとも、承認されにくいことのほかに、
承認してもらいたいことがあるとでも?

承認されやすいことで承認を得て、
それで誰かと分かり合えるとでも?

それで喜び合えるとでも?



    

    君の喜ぶものは ありあまるほどにある
    すべて君のもの 笑顔を見せて



    ―― ありあまる富/椎名林檎
    ―― 作詞、作曲、椎名林檎、
    ―― 2009、EMIミュージック・ジャパン



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  1. 2017年10月13日 23:32 |
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世界はただ妬むばっかり


盗んだものなどくだらないし、
くだらないものしか盗めない。
盗まれるようなものなど、
くだらないものだったし、
くだらないものなら、
盗まれたって構わない。

簡単に盗まれるようなものなら、
表現する意味なんてなかったし、
だから、盗まれた、なんて、
騒がなくてもいい。
自分の言葉ではなかっただけのこと。
簡単に盗まれるような言葉なら、

世界の、社会の、他人の言葉で、
もとより僕の言葉ではないもの。



    

    もしも 彼らが君の何かを盗んだとして
    それは くだらないものだよ
    返して貰うまでもない筈
    何故なら 価値は生命に従って付いている



    ―― ありあまる富/椎名林檎
    ―― 作詞、作曲、椎名林檎、
    ―― 2009、EMIミュージック・ジャパン



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  1. 2017年10月12日 21:03 |
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世界はまだ不幸だってさ


この世界には、もう、お手上げで、
絶望を受け容れているけれど、

自分のことなら、
あきらめているわけではない。

世界には、多くを望まないけれど、
自分には、期待を棄てない。

世界には、社会には、他人には、
僕を傷つける力がないから。

間違っていてもいい。
僕は、僕のその構えを、

ニヒリズム、と呼んでみる。



    

    もしも 君が彼らの言葉に嘆いたとして
    それは つまらないことだよ
    なみだ流すまでもない筈
    何故なら いつも言葉は嘘を孕んでいる



    ―― ありあまる富/椎名林檎
    ―― 作詞、作曲、椎名林檎、
    ―― 2009、EMIミュージック・ジャパン



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  1. 2017年10月12日 12:04 |
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リア充


        酔狂なクルマ、少し高いワイン、
        ふざけた飲みもの。
どれも、空疎な現実を、
紛らわせるようなものばかり。
        シートの底が抜けていても、
        味なんか分からなくても、
100円で買った本でも、
書かなきゃ分からないような、
        どこか芝居がかった現実。


        現実の充実をアピールするために、
        現実から離れたものを提示する矛盾。
仕事とか、学校とか、家事とか、育児とか、
そこで関わる人たちとか、
        家族とか、友人とか、恋人とか、
        手のつけようがないほどに、
直視できないくらいに、
考えたくないくらいに、
        複雑にこじれているのが現実。



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  1. 2017年08月24日 20:09 |
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電球ソーダ



    170822b.jpg

    旧車と、ワインと、電球ソーダ。
    インスタっぽく載せてみる。



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  1. 2017年08月22日 21:08 |
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Soffocone



    170821a.jpg
    http://www.suntory.co.jp/wine/special/bibigraetz/bibi-wine/soffocone.html

    170821d.jpg
    http://www.suntory.co.jp/wine/series/winery/003_006.html

    トスカーナの赤、
    ソッフォコーネ。
    いいワインに違いない。



    170821b.jpg

    しかし、僕には、
    うまいのだか、まずいのだか、
    なにがなんだか分からない。



    170821c.jpg

    酎ハイカルピスが飲みたい。



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  1. 2017年08月21日 22:21 |
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帰する所の善人


自分を善人とは思っていない、
なんて悪人ぶったもの言いも、
結局は、自らの善人らしさを、
周到にアピールしているに過ぎない。

自分は、自らの道徳性を、
厳しく評価することができる、
つまり、自分は道徳的であり、
ひいては、善人だと言っている。

自らを善人と思い込んでいるわけでもない、
自らを過大評価するほどの馬鹿でもない、
つまり、自分は倫理的であり、
ひいては、善人だと言っている。

善人をアピっていても、
逆に、悪人をアピっていても、
結局は、等価であり、
つまりは、善人をアピることになる。

誰かに提示するメッセージは、
帰する所、善人しかアピれない。



    170806c.gif



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  1. 2017年08月08日 21:33 |
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思い込みの善人


優しさや、誠実さや、まじめさや、寛容さ、
それらの概念に比べて、
善い、という概念は、括りが大きい。
ぼんやりしていて、とりとめがない。

普遍的であり、一般的であるゆえに、
善い、だけを取り出そうとしても、
僕には、まるで意味が抜け落ちてしまう。
消え入りそうな意味しか読み取れない。

善人を自称する人は、
善を説明できるのだろうか。
それとも、自らの思い込みを、
自己申告しているだけだろうか。

善人は、自らの正しさを疑わないから、
僕には、反論ができないけれど。



    170806b.gif



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  1. 2017年08月07日 20:17 |
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逡巡しない善人


自分は善人で、
心が広く、他人に優しい。
そう考えて、疑うことがない。
自分が考えていることが正しく、
他人にとっても、
それが善であると信じている。

周りにいるのが、
同じ考えの人ばかりなときは、
聞き飽きたような意見や、
形式化されたような行動でも、
お互いにほめ合っているうちに、
勘違いしてしまうのだろう。

しかし、そんな人が、
善人であるとは思えない。


いくつもの選択肢が浮かび、
自分の判断に確信が持てない。
善も、悪も、よく分からなくて、
決められないから逡巡している。
僕には、そんな人のほうが、
余程、信じられる。

もちろん、そんな人は、
自分を善人とは思っていない。



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  1. 2017年08月05日 22:32 |
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悪気がない善人


善は、道徳的な価値判断だが、
善いとか、良いとか、好いとか、
僕たちは、いちいち区別なんかしない。
意味も、価値も、判断でさえ、
まったく副次的なことである。

善とか、悪とか、
正しいとか、間違っているとか、
そんなことはどうでもよくて、
ものごとがうまく機能していれば、
それだけで、善になる、正しくなる。

知ること、考えること、感じること、
それらを分けることもない。
知識と、思考と、感情は混同されて、
他人の意見も、自分の意見も、
まるで区別なんかしない。

そんなある種の純真さが、
善人を善人にさせるのだろう。


自らを善人と標榜するのなら、
そんな思い上がりは、
直ちに善人らしさを欠くから、
それだけでも善人なんて、
少しも善人ではなくなるけれど、

何につけ、悪気がないから、
許されるのが善人である。



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  1. 2017年07月30日 21:41 |
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