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そう思わなきゃ、やってられない 11/11


18日、京アニのスタジオが放火されて、
今日の報道で、死者は34人になった。
なんだか、みんなが不幸で、気が滅入る。

いちいちダメージを食らうから、
情報から離れたがっているくせに、
どこにも行き場のない思いが、

虚しさを埋めようとして、
さらに情報を求めてしまう。
なんて喪失感なんだろう。



    

    ―― 真夏の通り雨/宇多田ヒカル
    ―― 宇多田ヒカル 作詞作曲、2016、Virgin Music



いつも問われる、原因究明と再発防止、
しかし、どんな言葉を並べても、
いつも、必ず、矛盾してくる。

もとより、僕たちと犯人が、
分かり合えるとは、とても思えない。
では、原因究明は、僕たちの理解が、

可能になるまで歪曲されて、
そして、再発防止は、
平板な物語に書き換えられる。

犯行の実質は、法廷における、
犯人を除いた人たちによる、
犯行の創造になるのだろう。

でも、そうでもしなきゃ、
つじつまが合ってくるとは思えない。
犯人と言葉が通じるなんて思いたくない。

犯人の気持ちなど、理解したくないんだ。



    

    ―― 花束を君に/宇多田ヒカル
    ―― 宇多田ヒカル 作詞作曲、2016、Virgin Music



テーマ:哲学/倫理学 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2019年07月21日 00:02 |
  2. 物語論
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そう思わなきゃ、やってられない (*^ω^*) 10/xx


>ただし、目的に応じて、優しくみせるための表現は、
>大人なら、手際よく選ぶことができる。
こんなときには、こんなふうに優しくする、
って作法を、大人になった僕たちは心得ている。

その時々に、持ってしまった優しさを、
持て余してしまうことなく、
僕たちは、目的に応じて、要領よく、
優しさに行き場を与えることができる。

同時に、優しさ、ってのは、
こんなだったっけ、と思う。
こんなふうに、慣れた手つきの、
こなし仕事だったっけ、と思う。

優しい自分をアピってみたいだけのときも、
行為の外形上からは、見分けがつかないような。
自分の思いが、確立された形式に、
置き換えられてしまうような。



    

    All your life, You were only waiting
    for this moment to be free.

    ―― Blackbird/MonaLisa Twins
    ―― Paul McCartney (Lennon-McCartney) 作詞作曲、1968、Apple Records



しかし、余計なことは考えないで、
分かりやすく、表したほうがいいのだろう。
優しさ、なんてものは、表現しなければ、
おそらく、まだ優しさではない。

自分の中に生まれた優しさに満足して、
意気地なしのくせに、いい気分になっているだけ。
気持ちが入っていても、あるいは、
たいして入っていなくても、

優しさは、さっさと相手に渡さなきゃだめだ。



    

    どんな言葉並べても 真実にはならないから
    今日は贈ろう 涙色の花束を君に

    ―― 花束を君に/宇多田ヒカル
    ―― 宇多田ヒカル 作詞作曲、2016、Virgin Music



テーマ:哲学/倫理学 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2019年07月20日 00:04 |
  2. 物語論
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そう思わなきゃ、やってられない (*^ω^*) 9/xx


>何のために、という目的がなければ、
>優しくなれない、とすれば、

        >優しさは、損得勘定の取引きになる。
        >何のために、という目的が、

>自分の思うまま、という自由を阻害する。
見返りがなければ、優しさは損失になる。



    

    Don’t let me down, don’t let me let down
    Can you dig it? Don’t let me down

    ―― Don't Let Me Down/The Beatles
    ―― John Lennon (Lennon-McCartney) 作詞作曲、1969、Apple Records



        優しさ、なんてものは、優しくしようと思っても、
        優しくできるものではなく、

その時々に、持ってしまった気持ちだから、
できるのは、それを表すか、抑えるかくらいで、

        何のために、という目的に応じて、
        自在に出てくるものではない。

ただし、目的に応じて、優しくみせるための表現は、
大人なら、手際よく選ぶことができる。

        誰もが優しいと認める行為の中から、
        適切なものを選んで、表せばいい。

それは、共有しているインデックスの中から、
優しさの項目を指示し合うようなもので、

        相手が誰であっても、ほとんど関係がなく、
        個人は、まったく置換えが可能であり、

誰であっても、同じような会話を繰り出して、
同じような行動を繰り返せばいい。

        互いに同じ優しさの公式を使って、
        互いにその公式の正しさを確かめ合うように。

優しくされたときに、否定的な要素は見当たらないが、
どこか、その優しさに空疎さが伴うときは、

        おそらく、既成の優しさを、取り出してきた結果である。
        もちろん、それだって、優しさには違いはないし、

卒のない優しさを、上手に取り出せるのは、
洗練された、上出来な大人だと思う。

        贅沢を言えば、人には、
        目的からも、理由からも、自由になる自由がある。

        自分の思うままに、優しい人は優しい。



    

    木々が芽吹く 月日巡る 変わらない気持ちを伝えたい
    自由になる自由がある 立ち尽くす 見送りびとの影

    ―― 真夏の通り雨/宇多田ヒカル
    ―― 宇多田ヒカル 作詞作曲、2016、Virgin Music



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  1. 2019年07月18日 00:03 |
  2. 物語論
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そう思わなきゃ、やってられない (*^ω^*) 8/x


>僕たちは、自己組織化する人づきあいロボット、
>勉強ロボットであるが、
>自己組織化したいロボットである。
>自己組織化を自己目的化にして、
>行動が、本来の目的にすり代わる。



    

    I've got to admit it's getting better (better)
    A little better all the time (It can't get no worse)

    ―― Getting Better/MonaLisa Twins
    ―― Paul McCartney (Lennon-McCartney) 作詞作曲、1967、Parlophone



他人を大切にする人は、
自分の思うままに、他人を尊重する。
そうでない人は、何のために他人とつき合うのかが、
明確でなければ他人とつき合おうとしないし、
さらには、役に立たない他人を蔑視する。

知識を大切にする人は、
自分の思うままに、知識を尊重する。
そうでない人は、何のために知識を得るのかが、
明確でなければ知識を得ようとしないし、
さらには、役に立たない知識を蔑視する。

考えることを大切にする人は、
自分の思うままに、思考を尊重する。
そうでない人は、何のために考えるのかが、
明確でなければ考えようとしないし、
さらには、役に立たない思考を蔑視する。

考えること、には、優しさや、かっこよさや、
正直さを代入してもいい。
何のために、という目的がなければ、
優しくなれない、とするなら、
優しさは、損得勘定の取引きになる。

何のために、という目的が、
自分の思うまま、という自由を阻害する。



    

    I do a road hog, Well you can penetrate, any place you go
    Yes you can penetrate, any place you go

    ―― Dig A Pony/St. Vincent (Annie Erin Clark)
    ―― John Lennon (Lennon-McCartney) 作詞作曲、1970、Apple Records



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  1. 2019年07月16日 00:01 |
  2. 物語論
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そう思わなきゃ、やってられない (*^ω^*) 7/x


>人づきあいも、勉強も、仕事も、恋愛も、結婚も、
>分からないからしない、というのは理由にはならない。
>最初から分かっている人なんて、いないんだ。

一方で、やってみよう、と思わない人にとっては、
分からないけれどやってみる、というのは、
それこそ、まったく理由にはなっていない。

しなくてもいい環境にあるのなら、
何ひとつ、しなければならないことはない。
誰だって、余計なことはしたくないから。

人づきあいも、勉強も、仕事も、恋愛も、結婚も、
何もしないで、引きこもっていても生きていられる。
そんなのも、生き方の一つだろう。

何をやっても、やればやるほどコスパに合わないし、
リスク管理的にも都合が悪いし、
面倒くさいし、疲れるし、やらない理由はあっても、

何かをやってみる理由など、一つもないんだ。



    

    Last night I said these words to my girl boy
    I know you never even try, girl boy

    ―― Please Please Me/MonaLisa Twins
    ―― John Lennon (Lennon-McCartney) 作詞作曲、1963、Parlophone



僕たちは、自己組織化する人づきあいロボットや、
勉強ロボットであるが、
自己組織化したがっているロボットである。

できなかったことができる、のは楽しい。
できることが増える、のは楽しい。
もの心ついたときから、大人になっても、

できたときには、うれしくて笑ってしまう。
自己組織化を自己目的化して、
行動が、本来の目的にすり代わる。

本来の目的、つまり、生きる理由なんてものは、
あったとしても、忘れられていいし、
そんなもの、もともとなくても生きられる。

そんなことは考えなくても生きて行ける。



    

    I do a road hog, Well you can penetrate, any place you go
    Yes you can penetrate, any place you go

    ―― Dig A Pony/St. Vincent (Annie Erin Clark)
    ―― John Lennon (Lennon-McCartney) 作詞作曲、1970、Apple Records



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  1. 2019年07月15日 00:02 |
  2. 物語論
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そう思わなきゃ、やってられない (*^ω^*) 6/x


>人づきあいも、勉強も、仕事も、恋愛も、結婚も、
>分からないからしない、というのは理由にはならない。
>最初から分かっている人なんて、いないんだ。

人づきあいも、勉強も、仕事も、恋愛も、結婚も、
少ない努力で、短期間で会得したいけれど、
どれも、手間暇をかけないと機能しない。



    

    I will say the only words I know that
    You'll understand

    ―― Michelle/Sina feat. Celi
    ―― Paul McCartney (Lennon-McCartney) 作詞作曲、1965、Parlophone



手間暇の、手間は労力、暇は時間を指している。
人は、頭を使って、身体を使って、心を動かせているうちに、
自らの機能を向上させるような、

自己組織化する人づきあいロボット、勉強ロボットであるが、
残念なことに、自己組織化されたデータのコンバートができない。
面倒なことに、自分の頭で、自分の身体で、自分の心で、

自分の機能を向上させるほかはない。



    

    ほうら 君の手はこの地球の宝物だ まだ誰も届かない明日へ
    ほうら 目の前は透明の広い海だ その腕とその足で戦え

    ―― 息子/奥田民生
    ―― 奥田民生 作詞作曲、1995、Sony Records



人づきあいも、勉強も、仕事も、恋愛も、結婚も、
やってみよう、と思う人は、手間暇を惜しまない。
「君の手はこの地球の宝物だ」、「その腕とその足で戦え」、

戦わない人たちに笑われても。



テーマ:哲学/倫理学 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2019年07月14日 00:02 |
  2. 物語論
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そう思わなきゃ、やってられない (*^ω^*) 5/x


>最初から、他人と関わること、勉強をすること、
>仕事をすること、恋人とつき合うこと、結婚をすることが、
>どういうことなのかを知っていた者がいるのか。

もちろん、そんな者はいない、って反語だ。
疑問文で述べているけれど、強い否定だ。
疑問の形で、僕は、読み手の同意だけを求めている。

人づきあいも、勉強も、仕事も、恋愛も、結婚も、
分からないからしない、というのは理由にはならない。
最初から分かっている人なんて、いないんだ。



    

    I know I'll often stop and think about them
    In my life I love you more

    ―― In My Life/MonaLisa Twins
    ―― John Lennon 作詞、Paul McCartney 作曲(Lennon-McCartney)、1965、Parlophone



生きることは、分かる、分からない、ではない。
~である/~ではない、では述べられない。
生きることは、~をする/~をしない、が述語になる。

自分は何もしないくせに、何かをしている人を馬鹿にして、
利口ぶっている人たちの述語は、
たいてい、~である/~ではない、になる。

正しいか、間違っているかの、原理を言いたいわけだ。
~をする/~をしない、においては、
正しいか、間違っているか、なんてのは二次的なことだ。

人づきあいも、勉強も、仕事も、恋愛も、結婚も、
機能しなければ、何も始まらない。
振り返って、なぜ、うまく行ったのかが分からなくても、

うまく機能すれば、もう、理由はいいんだ。



    

    仕事も 恋も 勉強も 一つも手抜きはできないな
    明日の自分のためだと思えば良い 泣くのは別に悪いことじゃない

    ―― 明日も/SHISHAMO
    ―― 宮崎朝子 作詞作曲、2017、UNIVERSAL SIGMA



テーマ:哲学/倫理学 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2019年07月13日 00:05 |
  2. 物語論
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そう思わなきゃ、やってられない (*^ω^*) 4/x


生きる理由、が何なのか、
そんなことは考えなくても生きて行けるし、
その答を知っている者は、
誰一人としていないし、

答え合わせをしようとしても、
正しさは、確かめようがなくて、
誰かと答が合っても、合わなくても、
正解でもないし、間違いでもない。

そもそも、生きる理由、なんて、
僕は、知りがっているのか。
他人が答を欲しがっているみたいだから、
自分も欲しがってみせるだけではないのか。

そんなことも考えないで生きているのは、
体裁が悪いだけではないのか。
そんなことも知らないなんて、
格好がつかないだけではないのか。

>そんな、予定通りの幸せを、
>誰もが、幸せ、と認めるけれど、
>でも、それは、いったい、
>誰の幸せなのだろう。

欲望は、他者の欲望である、
って、ラカンが言う通り、
幸せは、他人が欲しがっている幸せ、である。
他人が幸せと思っている幸せ、である。

>生きる理由は知らないけれど、
>生きている以上は、幸せに生きる。
その幸せもまた理由がなく、
僕は、その幸せが、幸せである理由を知らない。



    

    I know I'll often stop and think about them
    In my life I love you more

    ―― In My Life/Ed Sheeran
    ―― John Lennon 作詞、Paul McCartney 作曲(Lennon-McCartney)、1965、Parlophone



日頃は、横着することや、怠けることや、
恥をかかないとか、怪我をしないとか、
損得や、勝ち負けくらいしか考えていないのに、
生きる理由、なんて下手に考えないほうがいい。

僕は、他人と関わることが、
どういうことなのかも分からないままに他人と関わり、
何のために勉強をするのかも、
知らないままに勉強を始め、

何をしているのかも分からずに、仕事に就いて、
どうしていいのかも分からずに、恋人とつき合ったり、
どうなるのかも分からずに、結婚なんかしたりして、
まるで、考えないで生きてきたけれど、

最初から、他人と関わること、勉強をすること、
仕事をすること、恋人とつき合うこと、結婚をすることが、
どういうことなのかを知っていた者がいるのか。
それら、すべてが生きることを構成するが、

何かを始める前から、
理由が分かるなんてことがあるのか。



    

    You're asking me will my love grow
    I don't know, I don't know

    ―― Something/Avonlea and Sina
    ―― George Harrison 作詞作曲、1969、Apple Records



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  1. 2019年07月12日 00:05 |
  2. 物語論
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そう思わなきゃ、やってられない (*^ω^*) 3/x


生きる理由は知らないけれど、
生きている以上は、幸せに生きる。
不幸に生きていたくない。

生きる理由も知らないし、
何が幸せなのかも知らないけれど、
幸せに生きなきゃ、やってられない。



    

    何が君の幸せ 何をして喜ぶ
    解らないまま終わる そんなのは嫌だ!

    ―― アンパンマンのマーチ/黒木佑樹
    ―― やなせたかし 作詞、三木たかし 作曲、1988



>何かに夢中になって、
>時が経つのも忘れているとき、
>集中して、我を忘れているとき、

>周りが見えなくなって、
>ほかのものごとに、
>気をかけずに過ごすとき。

幸せな時間の真っただ中は、
幸せ、なんて入り込む余地もなくて、
幸不幸、なんて気にもならないが、

では、幸せになろう、なんて思いが、
先に立つときに、不和が生じて、
幸せが損なわれることになるのか。

それにしても、僕たちは、いったい、
いつから、幸せ、なんてものを、
求めるようになったのか。

求めるから、検索して、知識にして、
定められた取り決めに同意して、
予約を入れて、受け取りに行くような、

そんな、予定通りの幸せを、
誰もが、幸せ、と認めるけれど、
でも、それは、いったい、

誰の幸せなのだろう。



    

    So goodbye yellow brick road, Where the dogs of society howl
    You can't plant me in your penthouse, I'm going back to my plough

    ―― Goodbye Yellow Brick Road/Sara Bareilles
    ―― Bernie Taupin 作詞、Elton John 作曲、1973、DJM Records



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  1. 2019年07月11日 00:07 |
  2. 物語論
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そう思わなきゃ、やってられない (*^ω^*) 2/x


人が生きる理由は、
ない、とか、いらない、とか、
そういうことではなくて、

答を確かめることができない、
ってことだから、それは、
ある、のなら、あってもいいし、

ない、のならそれでも構わない。



    

    I hope you don't mind that I put down in words
    How wonderful life is while you're in the world

    ―― Your Song/Ellie Goulding
    ―― Bernie Taupin 作詞、Elton John 作曲、1970、DJM Records



そのままでは扱いにくいから、
問いを、自分の問いとして、
うまく扱えていないだけで、

少し形を変えてみれば、
問いは、自分なりの答を、
見出せる問いになる。

自分の問題になって、
自分で答えなきゃ、
って思えるような問いになる。

例えば、僕は、どんなときに、
生きる理由、なんてのを、
感じることができるのだろうか、

なんてふうに。



    

    So goodbye yellow brick road, Where the dogs of society howl
    You can't plant me in your penthouse, I'm going back to my plough

    ―― Goodbye Yellow Brick Road/Sara Bareilles
    ―― Bernie Taupin 作詞、Elton John 作曲、1973、DJM Records



何かに夢中になって、
時が経つのも忘れているとき、
集中して、我を忘れているとき、

周りが見えなくなって、
ほかのものごとに、
気をかけずに過ごすとき。

しかし、それらは、小難しいことなど、
まして、生きる理由など、
考えられないでいるときで、

生きる理由、なんてのを、
わざわざ考えている今の僕とは、
まるで違った僕である。

生きる理由、なんてのは、
抽象の言葉ではなくて、
日々の現実を生きているときに、

生きる理由が現れてくる。
うまく抽象できないものごとは、
そう思わなきゃ、やってられない。

君がいるこの世界は、
なんて素晴らしいのだろう、
って、お花畑を歩むときも、

君の思い通りにはなれなくて、
僕は、僕の道を行く、
って、茨の道を歩むときでさえ、

小難しいことなど、
まして、生きる理由など、
僕たちは、考えていないから。

きっと、一生に一度も。



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  1. 2019年07月10日 00:01 |
  2. 物語論
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