馬鹿の世界の点景になりたい。

qinggengcai

加藤諦三 ―― 依存症 4/4


自分を責める、
なんて殊勝な心がけは、
余程のことでないと、
いつまでも続かない。
いつしか、考えごとは、
自己正当化にすり替わる。

他人を責め続けることにも、
どこかに際限がある。
いつかは、憎むことに疲れて、
慣れてしまう。
許すつもりはないけれど、
憎しみと和解してしまう。

他人を許せないでいると、
年を追うごとに、
嫌いな人ばかりが、
増え続けて行くけれど、
嫌いなものは、どうしようもなく、
嫌うことしかできない。

出来の悪い馬鹿どもに、
囲まれて行くのは、
自分が利口になったからであり、
それは、それで、仕方がない。
自分の馬鹿は治せても、
他人の馬鹿は治せない。

憎しみに囲まれて行くけれど、
自己愛は揺るぎなく保たれる。
他人を嫌悪することで、
自己嫌悪に陥る、なんて、
僕なら、そんなに立派で、
面倒くさいことにはならない。

自己懐疑なんてことをするから、
いきおい自分の人格破綻を、
認めざるを得なくなる。
ありのままの自分を、
肯定できないで、
なにが自己肯定だろう。

他人には、人それぞれ、
なんて言えるのに、
自分が嫌い、などと思うのは、
論理的に矛盾する。
所詮は、他人ごとなのか、
自分の向上心をアピっているだけか。

などと、多様に立ち位置を変えてみて、
そんな自分も、また自分であり、
どこかで自分に当てはまり、
どこかで自分とは違うような、
縦にも横にも振れない頭で、
気持ちの行方を追ってみる。

良くない気持ちが育っている、
とも思うし、勢いがあれば、
そのまま突っ切れそう、にも思う。
どんな立ち位置からも、
一致しそうで、かつ、
一致しなさそうな自分に戸惑う。

ここまで書いて、
一度、読み返しただけで、
もう、自分とは違ってくる。
僕には、どうしても、
すり抜けてしまう自分を、
捕まえることができないから、

加藤諦三のように、
単純になりたい。



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  1. 2017年05月12日 23:47 |
  2. 反加藤諦三
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加藤諦三 ―― 依存症 3/4


クレーマーも、
モンスターペアレントも、
フェミニストも、
右も左も、保守も革新も、
どの立ち位置でも同じ。

それらが、誰かの悪口を、
言い続けることで、
自分を成り立たせているのなら、
それらは、みんな同じ。
自分の中は、空っぽ。

気に入らないものごとに、
悪口を言うことで、
自ずと立ち位置が定まってくる。
否定し、攻撃することで、
敵の姿が見えてくる。

悪口を言うことで、
自分が正しくなれる。
それは、気障りな誰かや、
ままならない世の中に、
依存した正しさではあるが。

彼らは、悪口を言う自分の在り方を、
正しいと信じて疑わない。
自分は批判能力を備えているから、
鈍感な人たちが看過している構造を、
見破ったと信じている。

ただし、解決策は示せない。
誰かを悪く言うことで、
正しくなれた自分だから、
解決は目指せない。
目指せるわけがない。

誰かを悪く言う言葉は、
悪く言う人を救わない。
理由はともかく、
世の中は、そうなっている。
僕には、そうなっている。

そう思わないのなら、
一生やってろ。
死ぬまで、敵に依存して、
生涯、嫌いなものごとに支えられて、
自分を立たせてろ。

嫌いなものごとに依存しながら、
立ち位置を確保しろ。
他人を責めて、正しい自分になれ。
他人を馬鹿にすることで、
利口な自分になればいい。

見渡せば、そんな人は多いし、
それが常識と言えなくもない。
理由はともかく、
世の中は、そうなっている。
僕には、そうなっている。

そう思わない人は、
勝手にしてくれ。



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  1. 2017年05月11日 21:13 |
  2. 反加藤諦三
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加藤諦三 ―― 依存症 2/4


加藤諦三が書いていることは、
読み手のカウンセリングではない。
当然のことだけれど。
加藤諦三は、読み手のことなど、
一切、何も知らない。
当たりまえすぎるけれど。

フロイトでも、ユングでも、
誰の理論でも、自分の理論でも、
何かを教条主義的に信じるカウンセラーは、
理論を患者に当てはめたがる。
しかし、そんなのはカウンセリングではなく、
原理主義の宗教に近い。

加藤諦三は、カウンセリングをしないし、
もとより、できないから、
読み手は、加藤諦三をカウンセラーとして、
自らを当てはめに行ってはならない。
ほとんど人生訓に過ぎないから、
たいして害はないけれど、

宗教だと思ったほうがいい。


周囲の人間の質の悪さと、
本人の弱さと愚かさがうつ病の原因である。
―― 『うつ病は重症でも2週間で治る、もし……
/「つらい生き方」をやめる心理学』
ひどい説明だ。
これだけで、抑うつな気分にさせられる。

しかし、それは、
あながち間違いではない。
読み手は、弱くて愚かであり、
書き手は、人間の質が悪い。
それらが揃うことで、
抑うつな気分が引き起こされる。

しかし、ここまで馬鹿にされても、
読み手は気づかないのか。
読み手は弱くて愚かだから、
2週間でうつが治る、
なんて本を読まされているのに。
それほどまでに、加藤諦三の読者は、

弱くて愚かなのか。



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  1. 2017年05月11日 12:10 |
  2. 反加藤諦三
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加藤諦三 ―― 依存症 1/x


        加藤諦三は、
        自分を利用している狡い人、
        とりわけ、自分を利用している親について、
        悪口を並べ、それらとの決別を説く。
狡い人、というのは、
加藤諦三が嫌いな人たち、
それくらいの意味で、
それらは、パターンに押し込められ、
        ~な人、~主義者、などの、
        恣意的なレッテルを貼られる。
        そして、具体的な例を挙げて、
        罵り、蔑み、馬鹿にされる。
他罰的な人なら、
読んでいて、気分がいいのだろうか。
他人をひたすら悪く言い、
自分は少しも悪くない。
        気分はいいとしても、
        読み手は、毎日の生活で、
        何かが解決することはなく、
        加藤諦三も、解決策を示さない。
そんなもの、示せるわけがない。
自分を責めずに、
他人を責めるような人は、
生きづらくて当たりまえだから。
        そんな生き方は、
        つらくなって当然だから。
        なぜ、そんな当たりまえなことを、
        知らないのだろう。

        少しでも、自責的な人なら、
        読んでいて、気分が悪くなるのに。



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  1. 2017年05月09日 22:34 |
  2. 反加藤諦三
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加藤諦三 ―― 依存症 0.f/x


ひと休み、ひと休み。



    170508a.jpg

        同じようなクルマの中に、
        埋もれているから比べ合う。
        それぞれが相似形だから、
        小さな差異を際立たせる。
はみ出してしまえば、
比べる、なんてことが、
成り立たなくなるのに。
        収まり切れないクルマは、
        比べようがなくて、
        比べなくてもよくて、
        何にも依存しなくていい。



    170508b.jpg

連休中に、エリーゼ乗りの、
naruさんに会った。
浮ついた僕とは違って、
        落ち着いた感じの、
        かっこいい男。
        そして、その彼女が、
        なんとも、かわいい。
少し話した後、
右折するエリーゼに、
大きく手を振る。
        naruさんと彼女が、
        オープンのエリーゼから、
        手を挙げて応える。
        思わず笑ってしまうくらいに、

        なんとも、かっこいい。



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  1. 2017年05月08日 23:04 |
  2. 反加藤諦三
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加藤諦三 ―― 依存症 0.e/x


ひと休み、ひと休み。



    170501.jpg
    https://littlebarrie.bandcamp.com/album/king-of-the-waves

    Little Barrieのアルバム「King Of The Waves」、
    全曲、試聴できる。



無批判でいられるのは、
誰からも批判されないから。
つまり、誰もが、
無批判でいるから。

それを常識と呼ぶのなら、
馬鹿と呼ばれる常識を知らない者は、
考えるのをやめれば、
きっと、利口になれるのだろう。

常識しか知らない者は、
当然のこととして利口だ。
いくら努力しても、
たぶん、馬鹿にはなれない。

そして、たいていの大人は利口で、
たいていの大人と共に、
たいていの大人を、
利口と呼び合っている。

当然のこととして、
どこまでも、無批判に。



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  1. 2017年05月02日 21:47 |
  2. 反加藤諦三
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加藤諦三 ―― 依存症 0.d/x


ひと休み、ひと休み。



    170430.jpg
    http://www.uofmusic.com/lenny-stevie-ray-vaughan-art-instrumental/

    Lenny、Stevie Ray Vaughan、
    5分7秒。



言いたいことは、
いつだって、うまく言えない。
うまく言えるのなら、
言いたいことにはならない。
うまく言えるのだから。

それとも、
うまく言えないことのほかに、
言いたいことがあるとでも?

分かってほしいことは、
いつだって、分かってもらえない。
分かってもらえるのなら、
分かってほしいことにはならない。
分かってもらえるのだから。

それとも、
分かってもらえないことのほかに、
分かってほしいことがあるとでも?



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  1. 2017年04月30日 12:03 |
  2. 反加藤諦三
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加藤諦三 ―― 依存症 0.c/x


ひと休み、ひと休み。



    170429.jpg
    https://littlebarrie.bandcamp.com/album/shadow

    Little Barrieのアルバム「Shadow」、
    全曲、試聴できる。
    今どき、絶滅寸前のギター・ヒーロー。
    今どき、ファズとワウを巧みに使って。



親の言うことは、
でたらめだった。
先生の言うことは、
嘘にまみれていた。
        僕も、そう思っている。
        大人は、子供が思っていたほど、
        大人ではなかったし、
        出来のいい人たちばかりではなかった。
だったら、僕なら、
加藤諦三の人生訓なんて、
信じるに値しないと考える。
どうせ、また、
        いんちきに決まっているもの。

いんちきに決めつけるのは良くないと、
大人な反論が返ってきそうだけれど、
決めつけるのは良くない、
なんてことは子供でも知っている。
        つまり、決めつけるのは良くない、
        それ自体が無批判な決めつけであり、
        そんなふうに、たいていの大人は、
        たいていの大人が言いそうなことしか言わない。
そして、親は、先生は、
たいていの大人のメンバーだった。
それだけのことではなかったか。
たいていの大人が言うことは、
        いんちきに決まっているもの。



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  1. 2017年04月29日 12:08 |
  2. 反加藤諦三
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加藤諦三 ―― 依存症 0.b/x


    ひと休み、ひと休み。



    170428.jpg
    http://www.uofmusic.com/pink-floyd-shine-on-you-crazy-diamond/

    Shine On You Crazy Diamond、Pink Floyd、
    13分32秒。
    かっこいい、美しい。

    ダサい何かと比べなくても、
    ピンク・フロイドはかっこいい。
    ほかの何かを汚さなくても、
    ピンク・フロイドは美しい。

    何かを悪く言わなくても、
    ピンク・フロイドはすばらしい。
    依存しない、とは、
    きっと、そういうことだ。



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  1. 2017年04月28日 12:07 |
  2. 反加藤諦三
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加藤諦三 ―― 依存症 0.a/x


    ひと休み、ひと休み。



    170427a.jpg

    Ninja H2とコンパニオン。



    170427b.jpg
    http://www.uofmusic.com/cause-weve-ended-as-lovers-jeff-beck/

    Cause We've Ended As Lovers、Jeff Beck、
    5分42秒。
    泣きのギターとフェンダー・ローズ。

    僕の毎日には、
    加藤諦三なんかいらない。
    1ミリもいらない、
    1グラムもいらない。



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  1. 2017年04月27日 20:03 |
  2. 反加藤諦三
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