宇宙、なんて言い出すから、
言葉が嘘をつく。
銀河系が高尾山になっても、
コンテクストは変わらないのに、
なぜ、宇宙なのか、
おそらく、その理由はない。
061、
>人なんて、八王子市に比べたら、
>小さくて比較にもならない。
なぜ、八王子。
なぜ、人と、
八王子市の大きさを比べようとする?
062、
>人生なんて、八王子市に比べたら、
>刹那に等しい。
なぜ、八王子。
なぜ、人生と、
八王子市の時間を比べようとする?
063、
>人の悩みなんて、八王子市に比べたら、
>ちっぽけなものだ。
なぜ、八王子。
どうすれば、人の悩みと、
八王子市の大きさを比較できる?
064、
>八王子市から観れば、人の悩みなど、
>どうでもいい。
なぜ、八王子。
しかし、自分から観れば、
自分の悩みは、どうでもよくない。
065、
>八王子市から観れば、人の生命など、
>取るに足らない。
なぜ、八王子。
しかし、自分から観れば、
自分の終焉は、高尾山の消滅に匹敵する。
造りかけの大きな街は 七色のケムリの中
解らない君の言葉 包み紙から取り出している
―― 流れ星/スピッツ
―― 作詞、作曲、草野正宗、1999、ポリドール
テーマ:哲学/倫理学 - ジャンル:学問・文化・芸術
- 2020年07月14日 00:00 |
- 自分らしさ
-
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| コメント:8
なぜ八王子?→その人が八王子市に住んでいるから、笑。
要するに、比較の対象が中途半端ですよねー自分と八王子。
宇宙というとなんとなく分かるんです。これ以上大きなものないから、例えば、自分の悩みは、もうどうにもならない。背負いきれない。押し潰されそう→極大化して宇宙と比べる。
人生も、ただ一回私だけのものだから極大化できて、宇宙と比較できる。
八王子じゃ中途半端だというか、横浜でも世田谷でもなんでも代入できる。
宇宙は他のものと換えられないからかなと。すると極小化するとどうなる?
- 2020/07/14(火) 11:49:00 |
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- oki #-
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okiさん、こんにちは。
>なぜ八王子?→その人が八王子市に住んでいるから、笑。
うん、少なくとも八王子市を知っているからですね。
僕たちは、知らない場所を引き合いには出さない。
>要するに、比較の対象が中途半端ですよねー自分と八王子。
>八王子じゃ中途半端だというか、横浜でも世田谷でもなんでも代入できる。
ずっと昔に生まれて、生涯、八王子から出ないのなら、
世界は、八王子だけでもいいのかもしれない。
僕たちは、横浜も世田谷も知っているから。
>宇宙というとなんとなく分かるんです。これ以上大きなものないから、例えば、自分の悩みは、もうどうにもならない。背負いきれない。押し潰されそう→極大化して宇宙と比べる。
よく言われることですが、
分かる、ってのは、分ける、ってことで、
違いによって切り分ける、分節化なんですよね。
理解、ってのは、分解、ってことで、
あるものごとを形成している全体から、
要素的なものを取り出すこと。
そうなると、世界は切り刻まれて、極小化する一方だけど、
逆に、新たな類似性を見つけて、分類が始まる。
抽象化されて、網をかけられて、括られる。
一つに、極大に生成された括り、
というか、一つにまとめることへの憧れが、
宇宙なのでしょう。
人生も、一つにまとめ上げることができれば、
しかし、それは宗教の領分なのでしょう。
>宇宙は他のものと換えられないからかなと。すると極小化するとどうなる?
僕の身の周り、せいぜい5m になる。
どこまで行っても、宇宙の果てまで僕についてくる5m になる。
どれだけ極大を生成してもね。
- 2020/07/14(火) 14:19:16 |
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- 青梗菜 #De6CjWPI
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