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tetsugaku poet

qinggengcai

the long goodbye 4/7


丸い目と、小さな耳と、小さな鼻の、
うれしいような、悲しいような顔。

長い別れになるから、
さよならを言うまでに時間がかかる。

長い別れになるから、
何度もさよならを言ってみる。

long とgoodbye の多義性を想う。



    161001.jpg

長い別れになるから、
時間をかけて、

別れの言葉を探している。



    

    追い求めた影も光も 消え去り今はただ
    君の耳と鼻の形が 愛おしい

    ―― 君が思い出になる前に/スピッツ
    ―― 草野正宗 作詞作曲、1993、Polydor



テーマ:哲学/倫理学 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2019年08月26日 00:01 |
  2. ミニ
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the long goodbye 3/x


感傷的になりたくなるのは、
心を痛めていると、気分がいいから。



    160425.jpg

ウエットでいるほうが、感受性が豊かで、
優しい自分になれた気がするけれど、

そんなのは、もう、僕には、
恥ずかしくて、やってられない。

僕は、もっと鈍感で、図々しくできている。



    

    「何が悲しい?」と尋かれたって 何も哀しんでなど居ないさ
    丁度太陽が去っただけだろう

    ―― 落日/東京事変
    ―― 椎名林檎 作詞作曲、2005、東芝EMI



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  1. 2019年08月24日 00:02 |
  2. ミニ
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the long goodbye 2/x


過去を振り返ること、
って、ほとんどなくて、
何も憶えていないような僕でも、
ミニで区切りを入れられたら、
いろんなことが思い出されてくる。



    160107a.jpg

楽しいことばかり、
ではなかったはずなのに、
ミニと過ごした時間なら、
何もかも、みんな懐かしくて、
きれいな思い出に変わろうとしている。

ひとつの時代の終わりには。



    

    最後の花火に今年もなったな
    何年経っても思い出してしまうな

    ―― 若者のすべて/フジファブリック
    ―― 志村正彦 作詞作曲、2007、EMI Music Japan



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  1. 2019年08月23日 00:05 |
  2. ミニ
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the long goodbye 1/x


好きだけれど、近いうちに、
別れなきゃと思う。



    190819.jpg

いつもどこかが壊れているから、
トラブルには慣れている。

でも、もう、そろそろ、
安全を請け合えなくなってきた。

次の車検を取るのはやめた。



    

    悲しくて 悲しくて 君のこと想うよ
    もう二度と会えなくても 友達と呼ばせて

    ―― Hello, my friend/Goose house
    ―― 松任谷由実 作詞作曲、1994、東芝EMI



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  1. 2019年08月21日 00:01 |
  2. ミニ
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逆接で生きる、順接で微笑む



    190809.png



哲学とは何か、なんて、言葉で定義を行うのは、
そもそも、できないのかもしれないけれど、
できない、ってことは、自由に定義を提案できる、ってことだ。

1、僕は世の中をこんなふうに観る、
2、だから、僕は世の中をこんなふうに理解する、
3、だから、僕は世の中をこんなふうに生きる。

改めて、哲学を、そんなふうに定義してみる。



    

    僕らは命に嫌われている。幸福の意味すらわからず、
    産まれた環境ばかり憎んで 簡単に過去ばかり呪う。

    ―― 命に嫌われている。/初音ミク
    ―― カンザキイオリ 作詞作曲、2017、2019、神椿レコード



1 と2 は、地続きだと思う。
ほとんど同じことを言っているから。
しかし、2 と3 は、直ちに接続するとは限らない。

3、だから、僕は世の中をどんなふうにも生きられない。
なんて跳ばされる可能性が、世の中には溢れているが、
それこそが、哲学の領分と言ってもいい。

3、だけど、僕は世の中をこんなふうに生きる。
懸隔は、だから、ではなく、だけど、でつないでみる。
順接ではなく、逆接で結んで生きてみる。

それだけで底が深くなる。



    

    時は早く過ぎる 光る星は消える
    だから君は行くんだ微笑んで

    ―― アンパンマンのマーチ/黒木佑樹
    ―― やなせたかし 作詞、三木たかし 作曲、1988、VAP



懸隔は、だけど、ではなく、だから、でつないでみる。
逆接ではなく、順接で結んで微笑んでみる。
それだけで底が深くなる。

諸行無常、だから、微笑む。



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  1. 2019年08月11日 00:03 |
  2. 馬鹿
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軽く叩いてみる (*^ω^*) 3/3


8月6日、タイトルは、「賢者と狂人…」、
https://pobohpeculi.blogspot.com/2019/08/blog-post_6.html
彼は、うちのブログのコメント欄を写して貼りつける。

    また彼は「哲学的に物を考えるってどういうことですか?」という疑問に対して、
    「僕がいちばん気に入っている説明は、
    1、僕は世の中をこんなふうに観る、
    2、だから、僕は世の中をこんなふうに理解する、
    3、だから、僕は世の中をこんなふうに生きる。」
    と答えている。

しかし、合っているようで違う。
http://qinggengcai.blog2.fc2.com/blog-entry-1951.html#comment8431
コメント欄での、その疑問は、

    哲学的にものごとを考える、って、、、
    なんだ!!!

っていう、砕けた話、つまり、ボケである。
哲学的に物を考えるってどういうことですか?
っていう、改まった質問、つまり、つっこみではない。

例えば、「愛ってなんだ!!!」って書くときに、
それを、まじめな質問と捉える者はいない。
ことさらに、なぜ半笑いなのかを問う者もいない。



    わたしにとって、既に大学の哲学科に入学した時点から、
    哲学とは「わたしは、何故生きるのか?」という一点のみに収斂されていた。
    「何かをする」以前に、先ず「何故?どうしてそれをするのか?」を知り、
    自ら納得する必要があったのだ。

8月4日、タイトルは、「美のない街、美のない時代 」、
https://pobohpeculi.blogspot.com/2019/08/blog-post_35.html
記念撮影用のベンチを取り上げて、

    このベンチに座っているような(現実の)人間と、
    「エレファントマン」ことジョン・メリック、どちらが醜いか?
    決まっているじゃないか。

なんて書いているが、
彼が必要とする納得は、論理ではなく、感情なのだろう。
あるいは、比較が不可能なものごとを比較して、

答は決まっている、なんてのが論理なら、
純朴な差別主義者の論理だと思われる。
自ら納得しているのなら、それで構わないけれど。



    

    Excuse me too busy you're writing your tragedy
    These mishaps you bubble-wrap, When you've no idea what you're like

    ―― Let Go/Emily Hearn
    ―― Imogen Heap、Guy Sigsworth 作詞作曲、2002、Island Records



    彼の定義する哲学、
    「1、僕は世の中をこんなふうに観る、
    2、だから、僕は世の中をこんなふうに理解する、
    3、だから、僕は世の中をこんなふうに生きる。
    これに照応させるなら、
    「1、僕は世の中をこんなふうに観る、
    2、だから、僕は世の中をこんなふうに理解する、
    3、だから、僕は生きられない
    となる。

8月5日、「君がいた夏、僕がいた夏…」、
https://pobohpeculi.blogspot.com/2019/08/blog-post_5.html
その日は、誕生日で、彼は56歳になるらしい。

僕は生きられない、なんてのは悪い冗談だろう。
ただ飯を食らって、ぶくぶく太っているくせに。
こんなふうに生きる、って書いている僕よりも、

長い時間を生きてきたくせに。



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  1. 2019年08月09日 00:02 |
  2. 馬鹿
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軽く叩いてみる (*^ω^*) 2/3


4歳の頃、僕は、外に出たら、
毎日、いつでも、5分で泣いて戻ってくる子どもだったらしい。
それは、近所に、2つか3つ年上のいじめっ子がいて、
僕がその子に見つけられるのに、
いつも、5分くらいを要した、ってことによる。

いつものように泣いて帰ってきた僕に、
ある日、母が、玄関先で命じた。
やり返してくるまでは、帰宅を許可しない。
逡巡しているうちに、僕は、いつものように、
また5分で、いじめっ子に発見されてしまった。



    

    Excuse me too busy you're writing your tragedy
    These mishaps you bubble-wrap, When you've no idea what you're like

    ―― Let Go/Emily Hearn
    ―― Imogen Heap、Guy Sigsworth 作詞作曲、2002、Island Records



その日の夕方、腕に包帯を巻いたいじめっ子と、
その母親が訪ねてきて、うちの母に詰め寄った。
僕に、腕に咬みつかれた上に、顔面を蹴られたそうだ。
しかし、2人はうちの母に、問答無用で追い返されて、
僕の狼藉(ろうぜき)は不問に付された。

うちの母は、玄関先でいじめっ子に命じたらしい。
うちの子に二度と関わるな、って。



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  1. 2019年08月09日 00:02 |
  2. 馬鹿
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軽く叩いてみる (*^ω^*) 1/3


言いたいことは、もう二度と関わるな、ってこと。
彼とは、言葉が通じるとは思えないから。
以下、8月の、4日分ほどの、彼のブログの感想を書いてみる。



8月5日、タイトルは、「君がいた夏、僕がいた夏…」、
https://pobohpeculi.blogspot.com/2019/08/blog-post_5.html
彼は、二階堂奥歯、って人の、『八本脚の蝶』から引用する。

    ものごころのつきはじめた頃。
    いろとりどりの光の揺らめきでしかなかった世界を分節しはじめた頃。
    その頃見ていた景色はこんな感じではなかったか。

    はじめて空を見た頃。
    はじめて水面に映る秋桜の影を見た頃。
    そのころの景色はこんな感じではなかったか。

二階堂奥歯が観ていたのは、
広くて、ひたすら輝かしかった世界。
それに対して、彼はこんなふうに書いている。

    そうかもしれない。
    でもわたしの見たであろう空の色は、世界の姿は、彼女がそのように感じたような、
    テリ・ワイフェンバックの写真のような鮮明で、くっきりと縁取られたものではなかっただろう。



広くて、ひたすら輝いていたであろう世界を、
二階堂奥歯だって、記憶しているわけではなくて、
そのころの景色はこんな感じではなかったか、って疑問を呈している。

その頃見ていた景色が、狭くなくて、曇ってもいなかったと思われる理由は、
「分節」、つまり、世界が切り分けられていなかったからである。
まだ、分節化について、社会からの強制を受けていなかったからである。

なぜ、分節が始まったばかりの世界で、
彼が、鮮明で、くっきりと縁取られたものではない世界を生成するのか。
彼には、二階堂奥歯の文章の意味が、理解できていないと思われる。



    

    Excuse me too busy you're writing your tragedy
    These mishaps you bubble-wrap, When you've no idea what you're like

    ―― Let Go/Emily Hearn
    ―― Imogen Heap、Guy Sigsworth 作詞作曲、2002、Island Records



彼は、最後に、2枚の画像を掲げている。
ワイングラスと、木箱に収められた3本のワイン、
この画像に注目したい。



8月7日、タイトルは、「ア・デッド・フォレスト・インデックス - たまにはロック」、
https://pobohpeculi.blogspot.com/2019/08/blog-post_10.html
彼の、画像の選択について、参考になる記述がある。

    わたしは視覚的要素で人を判断するところがあるようだ。
    悪意に取れば、「言葉」はいかようにも操作できる。
    それに引き換え、その人自身の描いた画や、

    彼や彼女が選んだ画は選んだ人の感性を、センスを、
    もっと直接的に伝えてくれる。
    言葉のように繕いようがなくその人が透けて見えてしまう。



なるほど、彼が選んだワインの画像は、選んだ彼の感性を、
センスを、直接的に伝えるから注目に値する。
僕なら、そんな画像を、そんな配置で掲載する人の美意識を疑ってしまう。

    インターットのメリットは、例えばオーファンなりドロローサなり、センスのいい人たちがどんな音楽を聴き、
    どんな映画を好み、どんな本を愛読しているかを知ることができること。
    そういう「覗き見」は昔から大好き。

センスのいい人たちの好みをそのままパクれば、
センスのいい自分になれたような気がしてくるのかもしれないが、
自分が選んで並べた画像には、残念ながら、虚飾がない。

繕いようがなくその人が透けて見えてしまうから。



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  1. 2019年08月09日 00:02 |
  2. 馬鹿
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コピペな人たち


他人のブログの、
それも、コメント欄の書き込みを、

勝手に切り取って、貼りつけて、
自分のブログのエントリにする。

やってもいいこと、だめなこと、
その境界は、時として、曖昧で、

その都度、探らなきゃならないけれど、
誰に訊いてもいい、

きっと、しないほうがいいと言う。



    190414e.jpg

もう何度もやっているから、
鈍っているのかもしれないけれど、

恥ずかしいことだと思ってほしい。



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  1. 2019年08月07日 00:01 |
  2. 馬鹿
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ロックな人たち


ライブにこだわったパフォーマー、
3人を挙げるなら、僕なら、迷わず、
ゴータマ・シッダールタ(釈迦、仏陀)、
ソクラテス、ナザレのイエス(イエス・キリスト)。

彼らのパフォーマンスは、
話し言葉による対話である。
彼らは、人通りの多い歩道や、街中の広場で、
路上ライブに明け暮れていた。



    

    永遠なんて素気ないね ほんの仮初めが好いね
    愈々(いよいよ)宴も酣(たけなわ)、本番です

    ―― 長く短い祭/椎名林檎、長岡亮介
    ―― 椎名林檎 作詞作曲、2015、EMI Records Japan



大きな組織に飼われながら、
音楽産業の思惑によって作られるのではなく、
自分たちが表現したい音楽を、
主体的に発信して行くのがロックだとすれば、

宗教でも、哲学でも、どんな分野でも、
言いたいこと、考えていることを、
自ら表現する人がロックになる。
彼らは、至上最高のロック・スターだ。

宗教も、哲学も、やがては組織化されて、
組織のための宗教・哲学、職業としての宗教・哲学になり、
ロックな精神から離反して行くことを、
彼らは、知っていたのかもしれない。

3人とも、反-ロックに役立ちそうな、
書き言葉を残していないから。



    

    Honesty is such a lonely word, Everyone is so untrue
    Honesty is hardly ever heard, And mostly what I need from you

    ―― Honesty/Billy Joel
    ―― Billy Joel 作詞作曲、1979、Columbia Records



テーマ:哲学/倫理学 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2019年08月06日 00:01 |
  2. 馬鹿
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