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趣味はブログ 9/xx


>おそらく多くの人たちは
>こう思っているでしょう
>「世界」とは
>「存在するもの全体」のことだと

    ここでいう「世界」は、
    例えば、世界地図や世界史でいう「世界」ではなく、
    森羅万象、宇宙に存在する一切、
    存在するものごと、現象の総体をいう。

>「私の手」 「東京の地下鉄」
>数字の「7」
    「私の手」は、存在するものと言えそうだ。
    ここにある、なんてふうに指し示すことができる。

    対して、「東京の地下鉄」は、ちょっと怪しい。
    階段も券売機も自動改札も、
    車両も運転手も乗客も、
    どれを指し示しても「東京の地下鉄」にはならない。

    例えば、学校は、教室や体育館やプール、
    先生や生徒や教科書、国語や数学や英語、
    教育基本法や学校教育法、そんなものごとを、
    どれだけ積み上げても学校には足りないだろう。

    数字の「7」は記号、あるいは文字である。
    数字と数は、似ているけれど違う。
    数は、順序や量を表すための概念であり、
    「7」は、ものとしては存在しない。

    「東京の地下鉄」と数字の「7」は、
    「存在するもの全体」では説明ができなくなり、
    そうなると、「全体」はあるのかと疑いたくなる。
    そうなると、「私の手」も疑わしい。

>本当にそのような
>「全体」はあるのでしょうか?



    

    悪いけれど葡萄酒(ワイン)ならば 自分の口唇ダイレクトで
    グラスよりも其の御口に 注いで戴きたいのだもの

    ―― 真夜中は純潔/椎名林檎
    ―― 椎名林檎 作詞作曲、2001、東芝EMI



テーマ:哲学/倫理学 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2019年01月19日 00:38 |
  2. 自分らしさ
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趣味はブログ 8/x


それは、さておき、
オーパス・ワン、2014年と、
シャトーブリアン。

世界は主観に依存しないで、
存在するとしても、しなくても、
それらは、すこぶる美味い。



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    190117c.jpg

カントもヘーゲルも、
ニーチェもウィトゲンシュタインも、
食って寝て、エッチすることを忘れている。

酒も、焼肉も、
その美味さは、飲み食いする者の、
単に、主観に依存して美味いと思うが、

マルクス・ガブリエルは、
もしかして、単に、
いい酒を飲んでいないだけではないのか。

いい肉を食っていないだけではないのか。



    

    あたまとからだ、丸で食ひ違ふ
    人間たる前の単に率直な感度を頼つてゐたいと思ふ

    ―― 獣ゆく細道/椎名林檎、宮本浩次
    ―― 椎名林檎 作詞作曲、2018、EMI Records Japan



    190117d.jpg
    マルクス・ガブリエル ―― 於、大阪・十三の焼肉屋



テーマ:哲学/倫理学 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2019年01月18日 00:04 |
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趣味はブログ 7/x


    おそらく多くの人たちは
    こう思っているでしょう

    「世界」とは
    「存在するもの全体」のことだと

    「私の手」 「東京の地下鉄」
    数字の「7」

    本当にそのような
    「全体」はあるのでしょうか?

    では 質問です

    私は今 左手にいくつの「もの」を
    持っているでしょう?

    「1本のペン」と答えるならば

    なぜこれを “1つ”と
    数えられるのでしょう?

    (ガブリエルは、ペンのキャップを外した)
    “2つ”かもしれない

    あるいはスケールによって
    答えは違ってくるでしょう

    たとえば量子的な小さいスケールでは
    ペンにさえ見えないでしょう

    つまり客観的な「全体」など
    存在しないのです

    もし「全体性」というものが
    どこにもないのであれば…

    3,000年前のアリストテレスに始まる
    思想も 受け入れるわけにはいきません

    ―― マルクス・ガブリエルが語る 欲望の哲学史 序章
    ―― Eテレ、2018/12/27



って話が、理解されるためには、
世界観がなければならない。

世界と呼べるような全体はない、
というためには、

世界と呼べるような全体を、
作り上げなければならない。

つまり、世界の存在と不存在は、
矛盾しているわけではない。

二項対立させてみても、
二律背反になるわけではない。



    

    僕らは数えないし 失くすこともない
    世界はまだ不幸だってさ

    ―― ありあまる富/椎名林檎
    ―― 椎名林檎 作詞作曲、2009、EMIミュージック・ジャパン



キャップはペンではないし、
インクもペンではない。

CH2もCO2もペンではない、というためには、
「1本のペン」がなければならない。

ペンはペンだけではペンではないし、
人の手とペンでペンである。

人がいなければペンはない、というためには、
「1本のペン」がなければならないし、

世界観を持った、人がいなければならない。



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  1. 2019年01月17日 12:43 |
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趣味はブログ 6/x


去年の秋、韓国の最高裁は、
「日韓請求権協定によって、
元徴用工の個人請求権は消滅していない」として、
日本の企業に賠償を命じた。

勝訴判決を得て、元徴用工は、
韓国政府を相手に賠償を求める訴訟を起こした。
協定によって国家間の請求権についての問題は解決していて、
個人請求は韓国政府を相手に行う、となっているからだ。

請求額は、1人当たり1千万円。
日本の企業への請求額と変わらない。
元徴用工は、敗訴するだろう。
勝訴したなら、請求先を異にする判決が併存してしまう。



    

    ぼくの情熱はいまや 流したはずの涙より 冷たくなってしまった
    どんな人よりもうまく 自分のことを偽れる 力を持ってしまった

    ―― 黄金の月/スガシカオ
    ―― スガシカオ 作詞作曲、1997、キティ



多用途運用護衛艦「いずも」の空母化について、
岩屋防衛大臣が言っていた。
「いずもの改修は災害対応等の多用途に活用するもので、
専守防衛の原則は変わっていない」

二律背反に陥った人たちは、
僕よりも、もっと非常識を認めさせたがっている。



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  1. 2019年01月15日 00:12 |
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趣味はブログ 5/x


だから、常識と非常識は、
矛盾しているわけではない。
二項対立させてみても、
二律背反になるわけではない。

そして、僕が誰かに認めてほしいのは、
常識ではなくて、非常識である。
常識なら、その誰かでなくても、
みんなが認めてくれるもの。

僕が誰かに認めてほしいのは、
正しくないことである。
正しくないから認めてほしい。
正しいことなら、書かなくてもいいんだ。

僕が言っていることは間違っていて、
正しくないことは知っていて、
非常識だから認めてほしい。
誰からも認められる話など、

したくもないし、
聞きたくもないもの。



    

    その理由は 人それぞれ 耐え抜くためには仰け反れ
    この街はとうに終わりが見えるけど 俺は君の味方だ

    ―― 琥珀色の街、上海蟹の朝/くるり
    ―― 岸田繁 作詞作曲、2016、SPEEDSTAR RECORDS



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  1. 2019年01月14日 12:04 |
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趣味はブログ 4/x


趣味と仕事を、
見た目と中味を、
感情と理性を、
対立させない、などと、
わざわざ書くからには、

僕だって、趣味と仕事を、
見た目と中味を、
感情と理性を、
対立させるのが常識的だ、
ってことを知っている。

常識的でないと、
常識は崩せない。
ないものは崩れない。
崩すものができていないのに、
何をどうやって崩すのか。

いきなり壊れたものを提示しても、
常識は壊せない。
それは、ただの非常識である。
よくある壊し方で壊しても、
常識は壊せない。

よくある言葉を並べて壊しても、
それもまた、ただの常識である。



    

    どんな言葉並べても 真実にはならないから
    今日は贈ろう 涙色の花束を君に

    ―― 花束を君に/宇多田ヒカル
    ―― 宇多田ヒカル 作詞作曲、2016、Virgin Music



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  1. 2019年01月13日 00:18 |
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趣味はブログ 3/x


そして、何故(なぜ)だろう、
感情、に対して、
理性、を引き合いに出す人が、
少なからずいる。

ネガティブな感情を持っていると、
冷静な思考を妨げる、
なんてのは、もっともらしく聞こえるけれど、
なるほど、その通りだとすれば、

ポジティブな感情でも、
当然に、冷静な思考を妨げる。
むしろ、どちらかといえば、おおよそは、
ネガティブな人のほうが冷静だ。



    

    キミが好きだよ エイリアン この星のこの僻地で
    魔法をかけてみせるさ いいかい

    ―― エイリアンズ/キリンジ
    ―― 堀込泰行 作詞作曲、2000、Warner Music Japan



もとより、感情と理性は、
矛盾しているわけではない。
二項対立させてみても、
二律背反になるわけではない。

人は情緒的になれるし、
論理的にもなれるし、
また、情緒的になれないし、
論理的にもなれない。

感情的になれるし、
理性的にもなれるし、
また、感情的になれないし、
理性的にもなれない。

それらは、いつも合わさっていて、
別のものとして切り離せない。



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  1. 2019年01月12日 12:14 |
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趣味はブログ 2/x


何故(なぜ)だろう、
見た目、に対して、
中味、を引き合いに出す人が、
少なからずいる。

見た目よりも、
中味が大切、とか、
中味よりも、
見か目が大切、とか。

見た目と中味は、
矛盾しているわけではない。
二項対立させてみても、
二律背反になるわけではない。

見かけに優れたものごとは、
次第に内実を伴ってくるし、
内実が優れたものごとは、
次第に見かけにも現れてくる。

目に見えるものも、
見えないものも大切で、
形があるものも、
ないものも大切だ。

それよりも、実際には、
ものごとを見る目など、
僕はたいして備えていないし、
その中味なんてなおのこと。



    

    顔がキライ 顔がキライ アンタの顔が きらいなだけ
    ごめんね 君はとてもいいひと だけど 顔がきらいなの

    ―― 顔/コンセントピックス
    ―― よしだみつぐ 作詞作曲、1984、CANYON



見た目か、中味かを、
論理的に考える、なんてのは、
対立のないところに、
対立を作り出して、

見かけの形式を称揚しているだけ。
内実は、少しも論理的ではない。



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  1. 2019年01月11日 18:53 |
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趣味はブログ 1/x


何故(なぜ)だろう、
趣味、に対して、
仕事、を引き合いに出す人が、
少なからずいる。

いちばん好きなことを、
仕事にしたほうがいい、とか、
いちばん好きなことは、
仕事にしないほうがいい、とか。

何故だろう、
趣味と仕事を、
対立する関係へと、
持って行きたがる。

二極に単純化して考えると、
趣味と仕事が、
迫(せ)り上がってきて、
拮抗するように思えてくるけれど、

趣味と仕事は、
矛盾しているわけではない。
二項対立させてみても、
二律背反になるわけではない。

相互に対立させていると、
相互に矛盾しているように、
思えてくるだけである。
例えば、相互に補完し合っている、

なんてふうに、
思えなくなっているだけである。



    

    僕らが手にしている 富は見えないよ
    彼らは奪えないし 壊すこともない 世界はただ妬むばっかり

    ―― ありあまる富/椎名林檎
    ―― 椎名林檎 作詞作曲、2009、EMIミュージック・ジャパン



彼らが手にしている富と、
僕らが手にしている富は、
相互に対立する。
しかし、矛盾はしない。

二項対立させてみても、
二律背反になるわけではない。



    190110.jpg

こんな人が歌っているんだ。
むしろ、富は集中している。



    何故なら
    いつも言葉は嘘を孕んでいる



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  1. 2019年01月10日 20:17 |
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趣味はクルマ 19/19



    190107d.jpg

>きれいになったら、
>ワックスをかけて、
>ガソリンを満タンにして、
>年末には、昭和のクルマみたいに、

>しめ縄で飾るんだ。



テーマ:哲学/倫理学 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2019年01月07日 18:52 |
  2. ミニ
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