馬鹿の世界の点景になりたい。

qinggengcai

コスプレの閾値


少女には、ごく普通、
であるゆえに、
少女以外には、極めて特別、
という女装。

セーラー服は、
強力な記号。
コスプレの閾値であり、
かつ、極点である。


    170323.jpg
    http://bakuon-anime.com/



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  1. 2017年03月23日 19:23 |
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納車は27日


心にぽっかり空いた穴を埋めたい。
風になろう。



    170318a.jpg

    ばくおん!!/おりもとみまな 著、
    2012、秋田書店



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  1. 2017年03月18日 20:07 |
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Ninja 250


昨日、彼女はバイクを買った。
カワサキ Ninja 250、
        色はオレンジ、
        2016年モデルの新車。
今日、彼女は学科試験に合格して、
免許証の交付を受けた。

        Ninja 250の本体価格は、
        税込み553,500円。
それは、彼女が1年をかけて、
バイトで稼いだ、ほぼ全額に相当する。
        彼女は高校1年生、
        16歳と1か月。

        She's so coolっ!

    170314.jpg



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  1. 2017年03月14日 20:12 |
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そんな気にもなる


仕事に関する知識を、
更新させる努力は、
ずっと仕事をしているような、
気分になるのがつらいけれど。

知識が薄れて欠落しているし、
なにより、古くなっている。
愚直に、勉強をやり直そう。
そんな気にもなる。

今日から初めて、たぶん、
夏の終わり頃まではかかる。
耐えられないのは、
その遅さと、生産性のなさ。

量的に把握できない価値。
可視化されない評価。



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  1. 2017年03月11日 21:02 |
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流星ワゴン 3/3


家族について、
うまく考えられないのは、
疑いなく、揺るぎなく、
大切だから。

好きとか、嫌いとか、
そんなことではなくて、
当たりまえに、
大切だから。

選びようがないから。
考えても、考えなくても、
大切でないことを、
選べないから。

大切にできなくても、
大切に思えなくても、
家族が大切でないと、
思うことを自制するから。

考えることは、
当たりまえを疑うことで、
当たりまえなことに、
立ち止まることだけれど、

疑いなく、揺るぎなく、
立ち止まることも、
できないくらいの、
当たりまえさで、

大切にするより、
ほかにないから。



    170304.jpg

    流星ワゴン/重松清 著、
    2002、講談社



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  1. 2017年03月04日 19:41 |
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流星ワゴン 2/3


        家族は、よく分からないけれど。
        とりわけ、父と子については。
例えば、何でも言い合えるとか、
笑顔で、感謝し合えるとか。
        そんな人たちが集まって、
        家族をやっているのも、どうかと思う。
そんなに出来のいい人たちなら、
家族なんてしなくてもいいのに、
        などと、出来の悪い僕なら、
        やっかみながら思う。

        何も言えなくなったとき、
        笑えないし、感謝もしたくないとき。
現在進行形の時制で、
家族という集まりからの、
        要請を充たす行為を選ぶことで、
        それぞれの家族は説明される。
共有された、理想の家族のイメージから、
外れてしまったとき。
        そこから、それぞれの家族が始まる、
        などと、出来の悪い僕なら、

        負け惜しみを言う。



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  1. 2017年02月26日 20:04 |
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流星ワゴン 1/x


        怒っているときに、
        考えごとが捗(はかど)るのは、
きっと、途切れることなく、
誰かの悪口が浮かぶから。

        そのうち、本来の考えごとは、
        悪口に取って代わられて、
考えごとは、いつの間にか、
悪口を考えることになっている。

        考えごとは止まらない。
        もう、悪口しか浮かばないのに。
悪口が浮かばなくなったとき、
考えごとは止まるけれど、
        頭が悪口で埋め尽くされて、
        もはや、もう、何も、

        考えられなくなっている。



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  1. 2017年02月25日 18:02 |
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感じるな、考えろ 4/4


スピなら、考えるな、感じろ、という。
感じたことを、考えれば、
心の内を言語化させようとする、
つらい作業が待ち受ける。
心が請け負った作業を、
振り替えられた頭はつらい。

しかし、考えるな、感じろ、
そのフレーズに、違和を感じないのなら、
命じられるまでもなく、
もとより、頭は何も考えていない。
それは、考えることが苦手な人たちへの、
スピからの福音である。

考える、ということは、
考えろ、と命じられても、
考えることはできないし、
考えるな、と禁じられても、
考えることは止められない、
どうにもならないことだ。

同様に、感じる、ということも、
感じろ、と命じられても、
感じることはできないし、
感じるな、と禁じられても、
感じることは止められない、
どうしようもないことだ。

考えることも、感じることも、
できない人には、できないことで、
できないことをしようとしても、
もとより、しかたがないだろう。
意図してもできることではなく、
思いがけず、図らずも、

してしまうことだから。



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  1. 2017年02月24日 12:21 |
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八日目の蟬 3/3


読みかけの本のページをめくる。
人は、経験によって、
次の行為を選ぶ。
考える人は、いつまでも考え続ける。
優しい人は、きっと明日も優しい。

もしも、今日、僕が、
生真面目に、正直に書くのなら、
それは、今日の文章はもちろん、
すべての文章の生真面目さと、
正直さを説明してくれる。

自分が正しい人は、
執拗に他人を責め続け、
自分を棚に上げる人は、
いつまで経っても下ろさない。
嘘つきは、新しい嘘を思いつく。

それぞれに、
次のページをめくるように。



    170223.jpg

    八日目の蟬/角田光代 著、
    2007、中央公論新社



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  1. 2017年02月23日 12:12 |
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踊らされる者へ、あるいは、パノプティコンについての補足


        フーコーは、『監獄の誕生』で、
        ベンサムが設計した刑務所、
        「パノプティコン」について言及した。
それは、看守が囚人たちを、
一望できるように設計された監獄で、
        看守は囚人をいつでも監視することができ、
        囚人は、看守にいつ監視されているのかを、
        知ることができない装置である。


    170124.png



囚人にとって、看守とは、
囚人による看守の視線の内面化である。
        監視妄想に陥ることが、
        囚人を囚人らしくさせるのであって、
        看守は、囚人に一瞥も与えなくてもいい。

ベンサムが設計した刑務所は、
ネットに似ているが、
        看守は、囚人のことなど、
        関心を持たず、忘れていてもいい。
        それが看守の所作だから。

囚人のブログには、
看守への悪口が綴られるだろう。
        その刑期を終えるまで、
        憑りつかれたように延々と。
        その本質は、自分への悪口にほかならないが、

        それが囚人の所作だから。



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  1. 2017年02月23日 12:08 |
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